渋谷の街がツナガル|連載シリーズ渋谷再開発その8|消費者経済総研|2019年11月29日
■「 連載シリーズ 渋谷再開発」 「連載シリーズ 渋谷再開発」として、続々誕生の渋谷の複合商業施設を、連載していきます。 筆者は、東急不動産(株)、東急(株)で、広域渋谷の複合施設の企画・開発・運営をしてきました。 その後、商業施設コンサルタントとして、全国の複合商業施設を調査分析してきました。 ■番組出演・執筆・講演等のご依頼は、お電話・メールにてご連絡下さい。 ■ご注意 このテーマに関連し、なにがしかの判断をなさる際は、自らの責任において十分にかつ慎重に検証の上、対応して下さい。また「免責事項」をお読みください。 |
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「シリーズ 渋谷再開発」の過去号は、 ◆その1は「渋谷スクランブルスクエア」 渋谷再開発の 本丸誕生 ◆その2は「渋谷ストリーム 」 おいしい路地空間が、ビルの中に誕生 ◆その3は「渋谷パルコ」 驚愕の 未来型施設 が誕生 ◆その4は「東急が、シブヤの街を 広げる。 東急が、人の交流を促進 する」 ◆その5は「渋谷キャスト」詳細編 ◆その6は「渋谷ブリッジ」詳細編 ◆その7は「東急の 広域シブヤ圏 構想」でした。 ■今回号の その8は「渋谷の街が ツナガル」です。 ■■今回号の 注目ポイント■■ ◆渋谷の街が ツナガル とは ? 過去号は「シブヤでは、人が交流し、ヒトがツナガル」、「シブヤの街が、ヒロガル」で、 今回号は「 シブヤの街が、ツナガル」です。 ◆2つのツナガリ とは ? 1つ目:「渋谷ストリーム」と「近所のシブヤの街」が ツナガル 2つ目:「渋谷」と「代官山」が ツナガル ◆シブヤの街と ツナガル「渋谷ストリーム」 とは ? ★大階段・広場・小径 ★オープンカフェ ★様々な催し物 など 様々な仕掛けで、近所と、連動し一体化する ◆渋谷の街 と 代官山の街 が ツナガル とは ? 東横線の線路の跡地が、散策路に(歩いて15分程度) 渋谷 ⇔ 代官山 が繋がり、人の流れができた。散策しながら、渋谷ストリーム ⇔ 代官山 へ ◆「散策路」現地インプレッション 「渋谷ストリーム」から「代官山」へ お散歩。途中には「100 BANCH」や「渋谷ブリッジ」が。 渋谷川の 再生・親水は、課題も。。 ◆ツナガル散策路の途中にある、パナソニックの「100 BANCH」とは 2018年で渋沢栄一創設説の場合、東急は100周年。パナソニックも同年で創業100周年 そのパナソニックが、面白いことを始めた。 パナソニックが、未来施設の「100 BANCH」をシブヤで、開設 ◆編集後記では *「100 BANCH」 × 「NHK」がコラボ NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で「100 BANCH」での「こども大学」を放送 *「出没!アド街ック天国」の、第1回目の放送の街は、「代官山」(1995年4月15日放送) そこから長寿番組となり、1000回記念の放送で、愛川欣也氏は「街の主人公は、ヒト」 ※このページでの情報は物件のオープン直後時点を基準にしています。 以上が「見出し編」です、これから「詳細編」です。 ![]() ■1つ目 の ツナガリ ~「渋谷ストリーム」と「シブヤの街」が ツナガル~ ◆「渋谷ストリーム」は、シームレス構造 ~「渋谷ストリーム」の下層階の商業空間は、開放的な構造~ ~さらに、オープンカフェ・小径・広場等を、連動的に、配置した ~ 「渋谷川」と「渋谷ストリーム」の間の、屋外部分には、 多様なイベントが、開催可能な、2つの広場空間があります。 「渋谷ストリーム」へ歩いて、近づいて行くと、徐々に「賑わい感」が増えてきます。 気づいたら「渋谷ストリーム」の屋外共用スペースに居た、という感じです。 屋外ながらも、そこは既に、「渋谷ストリーム」の施設の内側です。 ~ 賑わいを 感じる空間 ~ 演奏、ダンス、フリマ・・・等が、行われています。 建物に、さらに近づいて行くと、1Fの建物外面は、オープン・カフェが並ぶので 建物と外部空間には、シームレスな、一体感があります。 オープン・カフェの脇には、開放型の大きな階段があるので そのまま、商業フロアの2Fと、連動します。 構造的に一体感があるし、心理的にも一体感が強くなります。 一方、老舗百貨店は、どうでしょうか? 重厚な石張りの構造物。建物の外は、公共歩道。 「入口」を入らないかぎり、その施設の来場者では、ないです。 こうして「中」と「外」は、分断されいます。 「渋谷ストリーム」では、近所の「大学生」が、広場でダンスをし、 近所の「神社」の御神輿が、広場で盛り上がり、近所の「人々」が、フリマをやっています。 ~近所の 街・ヒトと ツナガル~ 近所に「未来の新拠点」を設置した「パナソニック」も、 ここでイベントをやて、盛り上げます。 ~近所の「大企業」とも ツナガル~ こうして「シブヤの街」と、「渋谷ストリーム」には、ツナガリ があります。 ■シームレスを生む 共用部(外部空間)と、「川」 ◆「稲荷橋広場」(北側広場) 商業ゾーン導入部の大階段と、稲荷橋に面する広場は 「渋谷ストリーム」の玄関口として、渋谷川を見渡せる場所です。 この「稲荷橋広場」では、各種のイベント・発表会・プロモーション等を、実施します。 ◆「金王橋広場」(南側広場) 金王橋に面する広場は、マルシェ、ビアガーデン、地元のお祭りなどを、開催します。 ~ 潤いある 水辺の空間 ~ ◆「渋谷川」と「小径」 ~ 川辺の “ひろがり” を感じる「Riverside Market」~ 東横線と並行して流れる「渋谷川」を、官民連携により、再生を行いました。 清流復活水を活用した「壁泉」によって、再生された「渋谷川」。 その渋谷川の脇には、小径があります。 その小径沿いには、オープンテラスの飲食店が、並び、 人々が、ゆったりと、時を過ごせる環境が、整備されました。 このように「渋谷ストリーム」には、 「渋谷駅の周辺地域」と、この「施設」を、ツナゲル「屋外空間」の仕掛け があります。 ![]() ■2つ目のツナガリ ~「渋谷」と「代官山」 両方の街が ツナガル~ 「渋谷ストリーム」 →「散策路」 → 「渋谷ブリッジ」で 「渋谷」と「代官山」が、つながった? ◆ツナガル 3件のプロジェクト 東急東横線と、メトロ副都心線が、相互乗り入れを、2013年に、開始しました。 それにより、東横線の「渋谷駅」は、地下駅に、なりました。 同時に、東横線の 渋谷駅~代官山駅の「線路」も、地下化されました。 それにより、空いた地上の旧渋谷駅のホームと、旧線路の跡地を(周辺地区も加え) 再開発した3件のプロジェクト※ ※3プロジェクトとは ・「渋谷ストリーム」 ・「川沿い 散策路」 ・「渋谷ブリッジ」(過去号で掲載済み) この3件とも、東横線の、旧線路敷の上に、あります。 ■街をツナゲル「散策路」 「散策路」は、「渋谷ストリーム」からスタートし 「渋谷川」の真横を、川と並行して、南方向へと、続きます。 「渋谷ストリーム」から「八幡通り」までは、単なる散策路に、とどまりません。 アート展示、キッチンカーのミニカフェ等、様々な賑わいが、散策路の敷地内にあります。 ~ マーケットも ある散策路です ~ こうして、川の流れと共に、賑わいが、代官山方面(南側)へ広がる 「リバーサイド・マーケット」として、機能します。 線路跡地を「散策路」にした事で「渋谷~代官山」が「ツナガル お散歩ルート」になりました。 その散策ルート上に「渋谷ブリッジ」が、2018年9月に、オープンしました。 (渋谷ブリッジの詳細は、過去号 参照) ■こうして「2つの ツナガリ」ができた ◆1つ目の「ツナガリ」は、「渋谷ストリーム」と「近所のシブヤの街」 ◆2つ目の「ツナガリ」は 「渋谷ストリーム」 ↓ 「散策路」 ↓ 「渋谷ブリッジ」 ↓ 「代官山」 渋谷 ⇔ 代官山が、ツナガッタ そして、さらに「シブヤ」が、ヒロガル【 広域 シブヤ 構想 】へ ![]() ■「 広域 シブヤ圏 構想 」 ~東急の広域まちづくり構想の 「 Greater SHIBUYA 」とは~ 「 広域 シブヤ圏 」とは、前回号でも掲載しましたが、渋谷駅を中心に、 代官山、中目黒、恵比寿、原宿、表参道 等のゾーンです。 いずれも個性豊かで、魅力的な街で、それらを含むエリアが「広域 シブヤ圏」です。 東急は、個別の施設の開発も、実施しますが、 さらに「点」(単独の施設) から、「面」(エリア) へ、回遊性を、高めていくのです。 電車移動ではなく、歩いて、楽しみながら、街を回遊する、ようにもなります。 各々の周辺拠点の、街の魅力をつなげ「広域 シブヤ圏」の魅力向上を、図ります。 「働く・遊ぶ・暮らす」が融合する「ALL IN ONEの街」 そして「世界の SHIBUYA」として、東急は「広域 シブヤ圏 構想」を打ち出しました。 ■シブヤを「日本一訪れたい街」へ 過去号の「渋谷ブリッジ」という交流施設の誕生でも、ツナガリ が、創出されます。 渋谷~代官山 の散策路での、ツナガリ でも 「広域 シブヤ圏」の南西エリアの回遊性が、高まります。 さらに「広域 シブヤ圏」の別の各所の開発で、「広域シブヤ」の魅力UPを、図ります。 様々な施策により、東急は、渋谷が、「日本一訪れたい街」になるよう仕掛けています。 ![]() ■現地インプレッションと、雑談(というより ひとり言) ◆渋谷 ⇔ 代官山 が ツナガル? ~ 散策しながら、渋谷ストリーム → 代官山へ ~ 「渋谷ストリーム・散策路・渋谷ブリッジ」の誕生で、 「渋谷 → 代官山への、人の導線」が、実際に、できつつあります。 私も、あらためて、歩いてみました。 「渋谷ストリーム」は、オープンから、しばらくは、 ほぼ毎日、渋谷ストリームで、調査も兼ねて、ランチしました。 ランチの後は「渋谷ストリームの大階段」を降りて、1Fの外部広場に、出ます。 広場でのイベントを、少し見て楽しみ、そして、渋谷川沿いの散策路を、そぞろ歩きし、 散策路での、別のイベントを見て、楽しく、歩きました。 ~ 恵比寿方向(南方向)へ 散策路を 歩きます~ 公共の車道に、いくつか、出くわしますが、それを超えます。 すると、「100 BANNCH」という施設の前に、至ります。 ※「100 BANCH」とは、パナソニック等が、新たな挑戦をする施設で 「100年先の世界を、豊かにするための実験区」(詳細情報は下段に後述) そこの1Fでは、ほぼ裸のボディ・ビルダーが、全力で自転車を、こいでいる(笑) その「人力」を用いて、かき氷を削る。 そして、その裸の人は、なぜか紙幣を、ばらまく(笑) その裸の人が、 「インスタ映え タイムです!」 と大声で叫ぶので、私も、写真撮ってみました。(インスタUPしてます。 sc_wan_wan) 「100 BANCH」発のイベントが、渋谷ストリームの一階の他、 渋谷⇔代官山の「散策路」の中や、その近辺で、いくつか連動して、行われていました。 パナソニックが、なんだか、へんてこ(失礼!)なことを始めた! と、思いましたが、 キャッチ―で、面白かったです(^^)/ ◆「100 BANCH」(ヒャク バンチ)とは 「100年先の世界を 豊かにするための 実験区」 パナソニック(株)を中心に、(株)ロフトワーク(本社:渋谷区)と カフェ・カンパニー(株)(本社:渋谷区)とにより、2017年7月7日にオープンした施設 2018年に、パナソニックが創業100周年を、迎えることを機に、構想がスタート これからの時代を担う、若い世代と、ともに、 次の100年につながる、新しい価値の創造に、取り組む施設。 若い世代のプロジェクトチームに対して、各分野のトップランナーによるサポートがあり、この場所での活動を、支援していく。 1階:「Kitchen」 カフェ・カンパニーが、企画・運営する 未来に向け、新たな食の体験を、探求するカフェスペース 2階:「Garage」 様々なプロジェクトが、同時多発的に展開するプロジェクトの メンバーのための、ワークスペース 3階:「Loft」 パナソニックが、次の100年を、創り出すための、コラボレーション・スペース ※「100 BANCH」東京都渋谷区渋谷3丁目27-1 ~散策の続きデス~ 散策の脚を進めると「キッチン・カー」(ワゴン車による 屋台型の 移動飲食店) が、並んでいるのが、見えます。 ここで、お茶するなり、軽食を楽しむ のも、アリですね。 そして、ここを過ぎると、東西方向に伸びる「八幡通り」に、ぶつかります。 そこの上空には、モニュメントとしてか、高架線路の基礎の一部が、残されていました。 ~ここで、人々は、左右に散らばります~ それでも「八幡通り」を渡り、散策路を、さらに南側(恵比寿方面)へ、進む人も、多いです。 ◆「渋谷ブリッジ」 「八幡通り」を超えて登場するのが、前回号掲載の「渋谷ブリッジ」です。 ここまででは、「南」へ、脚を、進めてきました。(正確には「南東」くらい) 「渋谷ブリッジ」のあたりで、東横線は右にカーブし、南西方向(代官山方面)に、進みます。 「渋谷ブリッジ」を過ぎると、山手線に、ぶつかます。 ここで、また、左(恵比寿方向)・右(渋谷方向)に、人々は、散らばります。 来た道を、引き返す人もいます。 歩道橋が、目の前にあるので、私は、その歩道橋で、山手線の上を渡りました。 渡ると、今度は「ログロード代官山」が、登場します。 ここは、代官山側の、線路跡地の上にある、路地型の商業空間です。 東急による「渋谷⇔代官山のルート」の仕掛けは、ここで、オシマイです。 というわけで「 渋谷ストリーム ⇔ 代官山 」は、急ぎ足なら、10分強ですが、 散策としては、20分くらいです。 皆さまも「渋谷」にお越しの際は、その後に(逆に、前に でも)、 このお散歩を、お試しされては、いかがでしょうか? こうして「渋谷」と「代官山」が、ツナガリました。 (ほぼ ツナガッタ? だいぶ ツナガッタ?) 山手線上の歩道橋を、新たに綺麗に整備し、 また、山手線の西側パーキングも、商業開発すれば、もっと ツナガル かと思います。 ![]() ◆渋谷川の 再生・親水には、課題も。。 「渋谷川」の、官民共同での再生活用は、よい取り組みですね。 しかし、若干、川からの臭気が、気になります。 ~ これは、ちょびっと残念。。~ 臭うから、暗渠に、したほうが、よかったりして、、 暗渠じゃあ、味気ないから、ガラスで蓋掛けは? 暗渠だとしても、「蓋掛けだけ」ではなく、蓋掛けの上にも「遊歩道」を作るのは? 折角、「川」なのだから、蓋掛けの上に、人工の「せせらぎの小川」を作るのは? 弊社内で、いろんな勝手なアイデアを、思いついたり、しました。 そういえば、東急・東急不動産による「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」の 屋上では、芝生広場の脇に「池」が、あります。 さらに、ちゃんと水流で流れ、せせらぎを感じる 人工の「小川」があるのを思い出しました。 SCの屋上にです! さらに、さらにと、連想で思い出してきまして、首都高の巨大な池尻ジャンクションの 屋上公園にも、傾斜を用いた人工の「小川」があったな、と。 さらに、どんどん連想は進むもので、、「北沢緑道・目黒緑道」は「北沢川・目黒川」 の暗渠の蓋の上に、せせらぎを感じる人工の小川が、あったな、と。 「目黒川」で前例があるのだから、「渋谷川」でもトライしてみるのもありかも、 と思いました。 ところで「北沢緑道・目黒緑道」の記憶が薄いので、あらためて、現地に行ってみました。 緑道(遊歩道)沿いに、かわいい小川(人工)が、流れています。 おサカナは、いないかな? と探してみましたが、アメンボばっかりで、残念。。 でも、川辺は、小規模ながらも、緑豊かな空間になっていて、人工ですが、潤いを感じます。 ~「川のせせらぎ」「小鳥のさえずり」は、気分がリラックスされます ~ この緑道でも、小川の流れに段差が、あるところでは、「せせらぎ」の音を、感じます。 気分も上がり、脚をすすめると、 おっと、鯉がいた。 こっちは、もっと 大きいのがいる。あっちには、錦鯉も。 さらには、白衣の天使?の鳥 「コサギ」?もいる。 ここでは、ちょっぴり 楽しい散歩 になりました。 そういえば、我が母校(中高)のキャンパスの中にも、私が在学中に 「濯川」が人工の小川として、再生されたことも、思い出しました。 ※「濯川」とは・・ 「玉川上水」の分水である「千川上水」 その「千川上水」のさらに分水の「中新井村分水(北新井分)」 通称は「濯川(すすぎがわ)」 意外に、あちこちに、ありますね。 人工であっても、川の水辺を活かした施設計画や街づくりも、アリかと、思いました。 個人的には、大好きです。 ![]() ■「100 BANCH」 その他の情報 かつて、倉庫として、使われていた築41年の建物に、 建築家の長坂常氏の、空間デザインによる、リノベーションを施した空間。 「カフェ・カンパニー」は、渋谷駅新南口エリアで、創業し、 先進的な、カフェ/ライフスタイルを、提供してきた。 「ロフトワーク」は、クリエイティブ・エージェンシーで、 渋谷が本社であり、オープンイノベーションのけん引役 「パナソニック」と、この2社は、それぞれの強みを活かしつつ、 ともに100年先につながる、新しい価値の探求と社会実装に、挑戦していく。 「100 BANCH」で活動のプロジェクトチームの第一期の公募では、全68件の応募があった。 うち、13件のプロジェクトを採択 これらのチームは、100 BANCHにプロジェクト・スペースを構え、 それぞれの活動をスタートした。 常時、15組程度のプロジェクトチームが、この場を、拠点として活動 プロトタイプの展示やミートアップなど 100 BANCH を訪れる人々と、交流しつつ、プロジェクトを推進する。 3Fのコラボレーション・スペースの「Loft」では、夜間や休日には、 ワークショップや、100名規模の発表会にも使える、イベントスペースとして、広く解放 「100 BANCH」は、3フロアが一体となり、常識にとらわれない、新しい価値観を持った 多様なプロジェクトが、短期集中・同時多発的に、展開する。 *第一期採択プロジェクトと、メンター陣について ・「会話を生み出す 吹き出し型の 翻訳機の開発」 ・「オープンソースの パーソナル ロボット 開発」 ・「昆虫コオロギの 大量生産技術の確立と 養魚飼料としての普及を目指すプロジェクト」 ・「街全体をコワーキングスペースにするプロジェクト」 など、合計で13のプロジェクトチーム 第1期のプロジェクトチームは「Garage」に入居し、メンターと共に活動を展開。 *メンター 一部紹介 ・落合陽一 (メディア・アーティスト、筑波大学 学長補佐・助教) ・高宮慎一 (グロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)パートナー Chief Strategy Officer) ・長谷部健 (渋谷区長) ・坊垣佳奈 ((株)サイバーエージェント・クラウドファンディング取締役) ■編集後記 「100 BANCH」では「プロフェッショナル こども大学」も、開催されました。 その様子は、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、放送されました。 菓子・スナックの大企業「株式会社 湖池屋」の社長達に、小学生たちが、 新商品の企画・開発のプレゼンを、するところから、番組は、始まります。 ヒットメーカーの佐藤社長が、講師役で、約60名の子供がスナックの新商品開発にトライ 「100 BANCH」 × 「NHK」のコラボ事業です。 「働く喜び」や「生きる力」を、子どもたちに伝える、という取り組みです。 小学生という 「ヒト」そして、大企業の社長という 「ヒト」 「ヒト」にフォーカスした、番組でした。 私は、録画を取って観ましたが、不覚にも、高ぶってしまい、泣いてしまいました。 「プロフェッショナル 仕事の流儀」は 「プロジェクトX ~挑戦者たち~」の後継番組だと、言われています。 ~「プロジェクト」から「人」へ~ より一層「ヒト」にフォーカスすべく、同番組へ変更されたと、聞いたとことがあります。 ところで、マーケティング系の業界の、方々からは「再開発は、街壊し では?」 という意見を、耳にするように、なりました。 ただ、単に、「巨大ビルが誕生」すれば、いいのか? 「出没!アド街ック天国」の1995年4月15日の、第1回目の放送の街は「代官山」 そこから長寿番組になり、1000回記念放送で、愛川欣也氏は、 「やっぱり、街の主人公は、ヒトだね。」 とおっしゃっていました。 便利な道路? 立派なメガビル? 広々な(広すぎる)広場? 真新しい建物? 新しい事は、良い事だし、インフラも建物も重要ですが、 インフラ・建物・コンクリートが主人公ではなく「ヒト」が主人公である街づくり。 今後も取り上げていきます。 |
■筆者プロフィール 松田優幸 ◆番組出演・執筆・講演等のご依頼は、お電話・メールにてご連絡ください。 ◆実績一覧(番組出演・執筆・寄稿・講演等)は、 こちらの実績一覧 を、ご覧下さい。 1987年 慶応大学 経済学部 入学 1991年~ 東急不動産、東急電鉄、リテールエステートで勤務 現在は、消費者経済総研のチーフ・コンサルタント 資格は、 ・ファイナンシャル・プランナー ・宅地建物取引士資格者 ・不動産コンサルティング技能登録者(新制度更新前まで) ・簿記3級 |
■ご留意事項 ※当総研が提供する情報においては、情報の簡略化・省略等をしている箇所があります。 ※ご自身が記載内容と全部又は一部において一致又は類似していても、制度がご自身に同様に適用又は非適用とはならない場合があり、また、同じ計算や同じ計算結果とならない場合があります。 このテーマに関連し、なにがしかの判断をなさる際は、行政庁等へ確認や相談をし、自らの責任において十分にかつ慎重に検証の上、対応してください。 また「免責事項 」をお読みください。 |
■筆者プロフィール 松田優幸 1987年に、慶応大学 経済学部 入学 1991年に、東急不動産へ入社し、途中に親会社の東急電鉄へ逆出向もし、 都市開発・街づくり・不動産営業を、おこなった。 大規模タワーマンションの開発や、賃貸住宅の開発・営業も手掛けた。 ・ファイナンシャル・プランナー認定研修修了者(ファイナンシャルプランナー3級相当) ・宅地建物取引士資格者 ・不動産コンサルティング技能登録者(新制度更新前まで) ・簿記3級 現在は、消費者経済総研 チーフ・コンサルタント |
■ご留意事項 本件のテーマに関連する制度や税制は、大変複雑です。 正確さを追求しますと、複雑化し、わかりにくくなります。 ここでは、わかりやすさを優先し、様々な点において単純化・省略化等をしています。 住宅ローン控除制度を利用するには、このページ記載情報以外にも様々な条件があります。 このテーマに関連し、なにがしかの判断をなさる際は、 行政庁や税理士等へ確認や相談をし、自らの責任において十分にかつ慎重に検証の上、 対応してください。また「免責事項」をお読みください。 |
■【 3分でわかるシリーズ 開設の動機 】 チーフ・コンサルタントの松田優幸は、1987年に慶応大学の経済学部に入学して、 4年間、マクロ経済学を始めとした各経済学を研究していました。 研究を開始した時の感想は「経済学の論文や文献は、よくわからない」でした。 その後、理解が進んだ後には 「よくわかった。しかしなんで、わざわざ、わかりにくい表現をするのか?」 との感想を持ちました。 昨今、世の中に登場する解説でも「わかりにくい」表現は、 いまだ少なくない、と感じています。 そこで「3分でわかるシリーズ」を展開することで、 多くの方々に「わかりやすく」お伝えしていく考えです。 |
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