立川の「GREEN SPRINGS(グリーンスプリングス)」が、6月に続々オープン|2020年6月21日


TBS「 爆笑問題 の 日曜サンデー 」に、松田優幸が、2019/11/10生放送・生出演し
渋谷 再開発を、解説しました(45分間)

テーマ・タイトルは「~にょきにょき生える!? 再開発が進む「渋谷」をマナブ!~」
出演者4人は、写真の右から松田、女子アナの江藤 愛さん、太田 光さん、田中 裕二さん



|連載シリーズ 商業空間|

「GREEN SPRINGS(グリーン・スプリングス) とは?」

「インフィニティ・プールとは?

1000件以上の商業空間を、
実地調査レポートをしてきた筆者が、徹底解説



2020年は、様々な、複合商業施設が、誕生します。
連載シリーズ商業空間を、お届けします。

消費者経済総研は、チーフ・コンサルタントの松田優幸を筆頭に、
消費・商業・経済の評論家・専門家として、
わかりやすい解説をお届けしています。


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初稿:2020年6月21日 : 本ページは、修正・加筆等で、上書き更新されていく場合があります。

ご注意
このテーマに関連し、なにがしかの判断をなさる際は、自らの責任において十分にかつ慎重に検証の上、
対応して下さい。また「免責事項」をお読みください
2020年の新スポットの中でも注目
消費者経済総研は【2020年|注目の新スポット|ベスト20】を、既に発表しました。
その中でも、特に注目の一つが、立川の「GREEN SPRINGS(グリーン・スプリングス)」です。

さて、この「グリーン・スプリングス」のホテルやショップが、6月に続々オープンです。
4月10日に全体オープンを予定していましたが、コロナ禍で大半の店舗が延期となりました。

立川駅の北側の「みどり地区」に、立飛ホールディングスが、この空間を開発しました。
開業延期になっていた「SORANO HOTEL」(ソラノホテル)も、6月8日にオープンしました。

ソラノホテルには、屋上露天のインフィニティ・プールがあります。
筆者(松田)も体験してきました。素敵です。


       (中庭のイメージ図。 画像出典:GREEN SPRINGS)


この場所の歴史は?
JR立川駅の北側に広がる、約3.9万㎡の広大な敷地に、この空間が、誕生しました。

この敷地は、以前「みどり地区」と呼ばれ、草が茂っていて「ヤギ」が、放牧されてました。
草を食べることで、敷地の草刈りのメンテナンスを「ヤギ」が、行っていたのです。

立川駅北口に広がる広大な敷地を、以前にご覧なった方も、いらっしゃると思います。
とっても広い、広大な敷地です。

現在も滑走路はありますが、戦前・戦中は、旧・立川飛行場や、その関連施設があったのです。
それらの跡地が、徐々に開発されていて、立川の街が、北側に広がっています。

ちなみに、多摩モノレール線の「立川北駅」から2つ目の駅は「立飛駅」です。
その「立飛駅」の駅名にもなっている「立飛企業」は、歴史のある会社です。

・1853(嘉永6年)に「石川島造船所」が創設されました。現在の「(株)IHI」の前身です。
 (石川島播磨重工業から、2007年にIHIへ、社名変更)

  その源流の会社が、 変遷を経ながら、、

・1924(大正13年)に「(株)石川島飛行機製作所 」 を設立しました。

・1936年 (昭和11年)に、その「(株)石川島飛行機製作所 」が、
 「立川飛行機(株)」に、商号変更しました。

そして、のちに「立飛企業(株)」、「新立川航空機(株)」 となります。
その後、MBOで上場廃止して「(株)立飛ホールディングス 」となります。

戦前・戦中は、工場が、立川飛行場に、隣接していました。
戦闘機の隼(ハヤブサ)を、2494機も製造していました。

終戦で事業は、閉鎖になります。
戦後、接収されていた工場等が返還され、立飛グループは、不動産賃貸業へシフトしました。

そして、「新街区」へ生まれ変わる

それらの広大な敷地の一つの「みどり地区」が、新街区「GREEN SPRINGS」へ生まれ変わりです。
本街区は、4月開業予定でしたが、コロナ禍の影響で大半の店舗が開業を延期しました。

新街区「GREEN SPRINGS」には、2020年6月に、様々な要素が続いてオープンしました。
徐々に、段階開店をしてきましたが、6月には注目の「ソラノホテル」などがオープンです。

デベロッパーの立飛ホールディングスは、新複合施設ではなく「新街区」と表現しています。

その通り、ここは、「新しい建物」ではなく「新しい街」です。
空間の魅力が満載の、新しい「注目スポット」というより、新しい「注目の街」です。

おまけの余談

本街区の西側となりには、「国営昭和記念公園」もあります。

緑に囲まれたBBQガーデンでは、バーベキューや、アウトドア・クッキングが楽しめます。
食材・器具もそろっているので、手ぶらでもokです。※コロナ禍の影響で、営業状況は要確認


全体概要
・事業主:株式会社立飛ホールディングス
・所在地:東京都立川市緑町4−1
     JR中央線・立川駅より徒歩約8分、多摩都市モノレール・立川北駅より約4分

・駐車場:約400台
・敷地面積:38,900.20㎡ ・建築面積:29,981.07㎡・延床:76,449.23㎡

各棟の階数

・ホール棟:地上4階
・N1(ホール):地上4階
・S1(オフィス棟):地上9階
・S2(商業):地上2階

・E1(オフィス・商業):地上7階・地下1階
・E2(オフィス・商業):地上3階
・E3(商業):地上3階

・W1(ホテル):地上11階・地下1階
・W2(オフィス・商業 ):地上3階
・W3(商業):地上3階

・C2(商業):地上2階

各棟概要
商業店舗
飲食店を中心に、物販店、サービス店で、展開されています。
2020年6月15日時点での開業済みは、25店舗です。今後も順次オープンが続きます。


ホール
「TACHIKAWA STAGE GARDEN」は、多摩地区最大の2,500席規模の次世代型ホールです。

このホールの注目点は、室内席の後方の壁を、開放できることです。
それにより、「室内ホール」「屋外席」(芝生側)とが、一体化し、つながります。

屋内・屋外を、一体で利用することができる独特な構造です。



ホテル
2020年6月8日に「ソラノ ホテル」が、オープンしました。

ルーフトップ(屋上)に、温泉水の60mの「インフィニティ・スパ」があります。
客室は、全室50㎡以上で、バルコニー付きです。

※インフィニティ・プールのイメージ写真
 (実際には、富士山はじめ山並みが並びます。また、角度によって下の街も見えます)

 (※画像出典:SORANO HOTEL)

オフィス
多摩信用金庫の本店が移転してきました。地域金融のランドマーク「たましん本店・本部」です。


新街区 グリーン・スプリングスのコンセプト とは ?
新街区 グリーン・スプリングスのコンセプト とは ?

 “空と大地と人がつながる、ウェルビーイングタウン”

ここは、空と大地を、存分に、感じることができる空間です。

ところで、「ウェルビーイング」(Well-being) とは ?
「身体だけではなく、精神面・社会面も含めた(新しい・本当の意味での)健康」という意味です。

これから求められていく
「心身ともに、健康的で、心地よい、人間らしい暮らし」
の実現に向け設定したコンセプトです。

ロゴマークも「空と大地と人がつながる、ウェルビーイングタウン」が、表現されています。
大空に、空間・時間が交差するランドスケープを、圧倒的な緑と水の繋がりで表現されています。


筆者(松田)の 現地視察・インプレッション

中庭というより、リゾートパーク

筆者(松田)は、1泊2日で、GREEN SPRINGSに、滞在してきました。
一番版最初に目に入るのが、広い中庭です。商業施設によくある、単なる広場ではありません。

小川が流れ、池もあり、様々な花と緑の植栽たちが、彩ります。
小さなリゾート空間が、東京立川に出現、といった感じです。

小屋やベンチもあり、オープンカフェも、もちろんあります。
老若男女の人々で、にぎわっています。

「中庭」というより、「リゾート・パーク」という方が、いいかも、しれません。

その中庭を囲んで、複数の建物が外周側に存在し、その配棟のおかげで、圧迫感はありません。
広い大空を感じる取ることが、できます。



特筆すべきは、屋上まで続く小川

中庭とホール棟の屋上をまっすぐ繋ぐ、階段状の「カスケード」(長さ約120m)は、見ものです。

 ※「カスケード」とは、階段状に連続する滝

ホール棟の建物の外壁に、滝状の小川が、流れているのです。
その脇の階段を、上がることもできますし、その滝の中へ、素足で入ることもできます。

このカスケードは、かつてこの地にあった飛行場の“滑走路”を、モチーフしています。
「空と大地と人がつながる」コンセプトを体感する事へ、つながっているのですね。

空に飛び立つ浮遊感を想起させ、人々のこころに、開放感や昂揚感をもたらす狙いがあります。


            
           筆者(松田)も、自撮りで記念撮影


「SORANO HOTEL」(ソラノ ホテル)が6月8日にオープン
ホテルのコンセプトは、空と大地と人がつながる「ウェルビーイングホテル」
都内なのに自然が交差する豊かな環境の中で、心と体に心地いい体験ができます。

このソラノホテルに、現地視察時に、筆者(松田)は、宿泊しました。

SORANO SPA

注目は、ルーフトップの「インフィニティ・スパ」です。
屋上に、温泉水を使った60mのプールがあり、その水面が、外の景色と一体になる構造です。

筆者(松田)は、インフィニティ・スパも、夕方・夜と、翌朝と、2日間堪能しました。

上述のプールは、10〜11F(屋上)の2フロアにまたがる「SORANO SPA」の中のアイテムです。
この同施設の10Fには、別の温浴施設や、サウナ、ジムまでも、あります。

お湯は、このために掘削した天然温泉です。水着着用なので、男女の仕切りは、ありません。
男女一緒に、オープンエアーでの露店温水を、楽しめます。もちろん泳げます。


客室では、眺望のほか、デザインにも注目

客室は、全室50㎡以上で、バルコニー付きです。客室でも、空・大地の広さを、体感できます。富士山や、昭和記念公園の広大な緑も、眺望できます。

「Wa Modern ガーデンテラス」というタイプの部屋を、選択しました。
まさに、「和モダン」な部屋で、畳を現代風なデザインで、表現しています。
ゴミ箱のレイアウトまで、工夫がされていて、スタイリッシュな和の空間を楽しめました。



これが「マイクロ・ツーリズム」か?

宿泊料金は、結構いいお値段しました。でも、都心から近いのに、自然・緑と近いのが良いです。
県をまたぐ旅行は、高速料金・ガソリン代や、新幹線料金を支払い、移動時間も、発生します。

しかし、ソラノホテルでは、移動時間の浪費もなく、交通費も節約になります。
コスパは、悪くないでしょう。まさに今注目の「マイクルロ・ツーリズム」です。


注目ショップ
「GREEN SPRINGS」では、入居ショップが、順次開業しています。
オープン済みの中の一部を、紹介します。

カフェ
やはりカフェは、オープンエアーな空間にマッチしますね。

コーヒーショップの「GOOD SOUND COFFEE」は、オープンエアーを楽しめます。
小さなリゾートスポット的な中庭の、真ん中にあります。

また、デザートカフェの「Sestina」も、中庭側に向いています。

その他にも、次のカフェ系ショップがあります。いずれもスタイリッシュでした。

 ・ベーカリーカフェの「R Baker Inspired by court rosarian」

 ・カフェの「NORTH LINK Coffee&Tea -TACHIKAWA STAGE GARDEN-」

 ・カフェ&ダイニングの「under the cascade」、


お子様連れ にも優しい

ファミリーレストランの「100本のスプーン TACHIKAWA」があります。
お子様連れには、助かりますね。

ファミレスと言っても、Soup Stock Tokyoのスマイルズがプロデュースした業態です。
なので、オシャレな感があり、また、中庭側にも面して、心地よい空間です。

サービス店舗では、
子どもたちが自由な発想で遊び、創造力を高める屋内広場の「PLAY! PARK」や、
大人から子どもまで、誰もが楽しめる美術館の「PLAY! MUSEUM」もあります。


高級感のある店も

日本料理の「紋屋」や、フレンチレストランの「Clé4」などの高級感あるお店も、あります。


日常的なお店も

高級感の店がある一方で、ラーメンの「AFURI」や、蕎麦・天ぷら・酒の「 石はら」もあります。


ライフスタイルのお店も

上述の飲食店以外に、物販は、どうでしょうか?
かつての標準型・商業施設にあるようなファッション店舗は、ここには、ほとんどありません。

物販は、下記のような「ライフスタイル」系のショップが、多いです。

 ・ライフスタイルショップの「PLUS YU」
 ・インテリアの「Bo Concept」
 ・自転車の「le・cyc」
 ・フラワーショップ&カフェの「FLOWERS BAKE&ICE CREAM」
 ・ペットショップの「DOG&CAT JOKER」


2020年は、他にも、楽しみな新空間が続々誕生へ
コロナ禍の影響で、2020年の新空間の多くが、開業延期になりました。
これからも、様々、現地の視察結果レポートをお届けしていきます。

【2020年|注目の新スポット|ベスト20】も、ご覧ください。


【筆者プロフィール】
松田優幸が登壇のセミナーの様子
【松田 優幸 (消費者経済総研 チーフ・コンサルタント) 経歴】

*1986年
私立 武蔵高校 卒業

*1987年
慶応大学 経済学部 入学

経済学部で、
・マクロ経済学(GDP・失業率・インフレーション・投資・貿易収支等)
・ミクロ経済学(家計・消費者、企業・生産者、取引市場等)・労働経済学を専攻
 経済学科「高山研究室」にて、貿易経済学・環境経済学を研究

*1991年
慶応大学 卒業  東急不動産(株) 入社

*1997年
親会社の東急電鉄(株)へ逆出向
消費の現場である商業施設と街づくりの計画担当

*2000年
東急不動産 復職
各種の商業施設の企画開発・運営、接客等で消費の現場の最前線に立つ。

*2005年
東急不動産から、消費・商業・経済のコンサルティングをおこなう
株式会社 リテール エステートへ移籍し14年間、

全国の消費の現場を視察・調査。その数は多岐にわたる。

*現 在
消費者経済総研 チーフ・コンサルタント
兼 リテール エステート リテール事業部長 (52歳)

*資 格
 ・ファイナンシャル・プランナー
 ・宅地建物取引士資格者
 ・不動産コンサルティング技能登録者(新制度更新前まで)
 ・簿記3級


【消費者経済総研について】

■研究所概要
名称  : 消費者経済総研
所在地 : 東京都新宿区新宿6-29-20
事業内容: 消費・商業・経済の、調査・分析・予測のシンクタンク
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チーフ・コンサルタント 松田優幸   経歴のページはこちら