「渋谷パルコ」が、
渋谷に 2019/11/22(金)に、オープンします。
*上段に「要約編」として、 注目ポイントを「箇条書き」で紹介します。
*中段に「現地視察 結果レポート」を、 ブログ風に記載しています。
*下段に「詳細編」を、記載しています。
■ 「要約編」今回号での 注目ポイント
■50年目の 新しいパルコ。
◇「未来型 商業施設」の 新生「 渋谷 PARCO 」が誕生
◇ 1号店の「 池袋 PARCO 」が、
1969年に、開業してから、今年で「50年」
◇ 2号店の「 渋谷 PARCO / PARCO 劇場 」が、
1973年に、開業してから「46年」
◇ 商業ゾーンは、全180店、年商目標200億円、
延床4.2万㎡、B1F~8F+10Fの一部
◇ ビルの最上階は、19階で、上層部はオフィス。
◇ オフィス・フロアには「食べログ」を運営する
「デジタルガレージグループ」が、入居
■「渋谷パルコ」は、尖がる、需要を作る
◇ ニーズを満たす、のでは無く、ニーズを創造
◇ 新しい消費を提案し、新しい価値観を提供
■尖る。 デザインで。
◇ ここは、デザイン・アートが、あふれる空間
◇ 様々な、デザイナー・クリエイターが登場し、共創
■ターゲットは?
◇ 「レス」であり、「ノン」である
◇ 特定の「年齢」・「性別」・「国籍」に、
ターゲットを絞らない。
◇ ターゲットのキーワードは、
「ノンエイジ」「ジェンダーレス」「コスモポリタン」
◇ 「感性」 で 消費をする 都市生活者が、ターゲット
◇ ターゲットの具体像は? その価値観は?
「新しいこと」 「人と違うこと」
「面白いこと」 「個性を追求すること」
■渋谷パルコ 5つの 構成要素 とは?
1「ファッション」
2「アート & カルチャー」
3「エンターテインメント」
4「フード」
5「テクノロジー」
■アパレルのテーマとは?
◇ 顧客に「ファッションの 面白さを、再提案」
◇ 下記で 約100ショップを、集積
・ラグジュアリー ・モード ・ストリート
・カジュアル ・ヴィンテージ
■ファッション・ショップの 選定基準 とは?
◇ パルコは、ファッション・デザインの価値を、信じる
◇ ブランドの「規模の大小」や「知名度」ではない
◇ いかに、面白く、独創的で、エッジが効いているか、
で選定
■渋谷パルコには、アート・カルチャー が薫る
◇ アート・カルチャーは、下記が、機能配置された。
ギャラリー、インスタレーション、ミュージアム、
劇場、シアター、ミュージック・カフェバー
◇「JAPAN カルチャー」 のファンの集う、聖地になるか?
「電脳 サブカルチャー ゾーン」もある
◇ アニメ・ゲーム・漫画・サブカルチャーの、
トップコンテンツが、集積
◇ パルコは「サブ カルチャー」と言うコトバを使う
■飲食店の テーマとは?
◇ B1Fは、ごちゃ混ぜ・カオスな食空間
「 CHAOS KITCHEN 」
◇ 単なる食事場所ではない。
「食」に、「音楽・カルチャー」が加わり、融合
◇ スパイスになる「レコード・ショップ」や、
「フェス・グッズ」のショップ等まである。
◇「ミシュラン・ビブグルマン」の名店の新業態のお店がある
◇「純喫茶」「うどん屋さん」なども、ある。
◇「ジビエ・昆虫料理」や 「MIXバー」までも、ある。
■パルコは、デジタル進化の デベロッパー?
◇ デジタル時代の未来の売場。
テクノロジーをクロスし、楽しさ・利便性を、UP
◇ リアル店舗 × EC の融合。
店舗のショールーム化を、逆手に取り、攻めへ転じる
◇ レシートは、スマホへ電子送信
◇ 現実空間に、CG作品を組合わせた環境演出。
AR(拡張現実)のスイーツ・カフェもある
■渋谷PARCOは、 シブヤの「坂・ストリート」を表現?
◇ 建物には、立体街路がある。
これにより、街と融合した建物空間
◇ 通路・階段を、スペイン坂~10Fまで、
らせん状に、建物外周に沿って、ツナグ
◇ 渋谷の街を、歩くように、買い物を、楽しめる空間を創出
◇ 屋上広場は、魅力的な屋外空間。
植栽・木々に囲まれる、420坪の「公園のような空間」
◇ 施設内に「ナカシブ通り」が、誕生した
◇ 旧 PARCO のパート ⅠとⅢ の間にあった道路は、
歩行者専用通路に、生まれ変わった
◇ その通路は、ペンギン通りと、オルガン坂を、ツナグ
※このページでの情報は、 本物件のオープン直後時点を基準にしています。
以上が「要約編」です。 これから「詳細編」です。
■現地インプレッション 2019/11/20(水) 視察結果 レポート
「すごい! 渋谷パルコって、すごい!」
筆者の私 ( 消費者経済総研 松田 ) が、 ブログ風にお伝えします。
驚愕の「みらい型 新空間」渋谷パルコに グランドオープン前の2019/11/20(水) 関係者内覧会に行ってきました。
★「ファッション」と「カルチャー」のPARCO
この「ファッション」と「カルチャー」を
パルコの50年の歴史では、
大切にし、表現してきたのです。
しかし、近年、世の中には、
「ファッションに逆風」が吹いています。
百貨店業界も
「服から雑貨へ」「服からコスメへ」
商業施設の業界も
「服から食へ」の流れがあります。
最近の商業施設では、どうでしょうか?
「渋谷スクランブルスクエア」では
1Fが「食」のフロアです。
また去年の「渋谷ストリーム」や
「日本橋高島屋SC」でも
1Fに「食」が、展開されています。
「"服"から"食"へ」は、近年の大きな傾向です。
一方、渋谷パルコでは、メインの1Fに
「ファッション」を配置しました。
各フロアの合計では、約100もの
ファッションテナントを展開しています。
渋谷パルコは、ファッションが逆風の中、
「ファッションの楽しさ」
を、メインに打ち出しています。
渋谷パルコは
「顧客に"ファッションの面白さ"を再提案」する
としています。
★「超! 個性的な人々」が、いる
さて、現地インプレッションですが、
まずは、1Fから視察を開始しました。
さっそくラグジュアリー・ブランドが並びます。
ラグジュアリーブランドは、百貨店の中か、
表参道や銀座の路面店での出店が、多いですね。
渋谷では、百貨店に展開していて
路面店は、ほぼ、ありません。
「渋谷スクランブルスクエア」の中に
ラグジュアリーブランドが、入居しましたが、
ここ渋谷パルコでも、入居してます。
2F等も、コレクションブランドなどが
数多く展開してます。
1Fから5Fまでが、ファッションフロアです。
当日は「関係者 内覧会」でしたが、
その「関係者」が、スゴイ!
ファッションフロアには、めちゃめちゃ
ファッショナブルな人が、たくさんいます。
「どえらく 奇抜な」服装の人も多いです。
デザイナー、クリエイター等の
関係者が、多く集っていました。
街なかで、すれ違ったら、びっくりするような
「奇抜な服装」の人も、いました。
その人は、付き人を、数人、連れて、
「顔パス」で、展示会場の中に入っていきました。
業界では、御高名なヒトなのでしょう。
たいていの商業施設の内覧会では、
不動産、内装等の業界の方々も、多いです。
来場の多くの方々が、ネクタイ・背広ルックです。
渋谷パルコの特性は内覧会来場者でも感じました。
それにしても、みなさん、お洒落。さらに、
ぶっ飛んだ格好の方も、いらっしゃいました。
★パルコは「サブカルチャー」を展開
続いて、6Fへ上がりました。
6Fは、マンガやゲームなどの
「ジャパン・カルチャー」のフロアです。
ジャパンカルチャーは、
世界に誇る、日本のコンテンツです。
しかし、一方、サブカル・テナントには、
「腐女子」テーマなどのお店も、あります。
男女共「オタク」イメージのジャンルもあります。
私(松田)は「サブカルチャー」と
言うのは、失礼かなと、気にしてます。
そこで「ジャパン・カルチャー」と
いうコトバを、私(松田)は使っています。
さて、「6Fの売り場」の話に戻ります。
ここは「ジャパン・カルチャー」のフロアですが、
パルコは「サブカルチャー」の言葉を使ってます。
「サブカルチャー」は、格下のカルチャーではなく
立派なカルチャーだと、捉えているからでしょう。
わざわざ、言い換えたり、隠したりする必要はない
ということでしょう。
先ほどの1~5Fのファッションフロアは、
個性的な人が多かったです。
「ジャパン・カルチャー」の6Fも、違う意味で
個性的な人が、多くいらっしゃいました。
★パルコは、以前から「サブカル」を展開
2014年、池袋パルコP’PARCOに
「ニコニコ本社」が、出店しました。
サブカルのテナントさんです。
※「 ニコニコ本社 」とは?
「本社」と言っても、 会社の本社ではありません。
運営主体の法人名は「株式会社ドワンゴ」
「ニコニコ本社」は、
日本最大級の動画サービス「 nico nico 」
のユーザーの 文化発信地
2011年から 原宿で 店舗運営を 開始。
2014年に、原宿から、池袋パルコへ移転。
★PARCOが、サブカル導入で、売上UP
「池袋」店より前に、建替え前の 旧「渋谷」店で
パルコは、サブカルを、導入しています。
その渋谷店の導入効果は、(昨対)
・売上は、 124%
・レジ客数は、600%
です。
「池袋」のパルコの館内アンケートでも、
20代「女性」の消費の関心事には
「アニメ」「ゲーム」「読書」が上位でした。
そして、旧「渋谷店」に続いて、2014年に
「池袋パルコ」がサブカルを導入したのです。
★パルコのサブカルでの成功(旧渋谷店の事例)
「 旧 渋谷パルコ PART-1 」の6 階に
「シブポップ」が、オープン。
*改装後「12 年 9 月~13 年 9 月」
・売上 前年比:123.6%
・レジ客数:約6倍増
*「13 年 3 月~14 年 2 月」では、
売上がさらに増加
・売上 前年比:125.9%
・客数:154.2%
(以上は、6階のデータ)
全館の実績にも貢献、
・売上 前年比 105.9%
・客数 114.0%
ちなみに旧渋谷パルコ6Fは外人も多かったです。
★新・渋谷パルコは「デザイン・アートの空間」
専用部(ショップ)のみならず、共用部も、
廊下のサイン、エレベーターの扉などなど
いちいちオシャレです。
シアターや劇場にいたる導線も
アーティスティックです。
パルコのアート・デザインへの
こだわりが、すごいです。
★最大のインパクト 地階のカオスな 食空間
~天井面と床面に「鏡面」がある~
様々なデザインが、反射し、
エキサイティングで、カオスな空間~
ラグジュアリー・ブランドのショップもあれば、
アート、デザイン、カルチャーの空間ある地上階。
地階は、それらとは「全然違う ぶっ飛び方」
ビールケースを積んだテーブルの「立ち飲み屋」、
場末のスナックような「純喫茶」の店、
他にも、繁華街の裏にありそうな店がある。
風俗街にありそうな「ケバケバしい店構え」
の店に入ってみた。
入る前は、何の店だか、さっぱりわからなかった。
入って、ビビった。
ここが、うわさの「ジビエ・昆虫食」の飲食店。
強烈な食材が、私(松田)の目の前に並んでいる。
ビビリな私(松田)は、メニューの中に
無難な料理があるのを、発見し、安堵。
それは「銘柄鶏の"大山どり"の唐揚げ」
ノーマルな鶏の唐揚げ。それを注文した。
でも、その前に「お通し」が来た。
この「お通し」が、すごい。
見た目も、強烈な「丸焼きスズメ」
一口も、口にしないのは、良くないと思い、
頑張って少し食べた。
赤い汁が垂れる。怖い。
マツダが、目の前に並ぶ食材を
「これは、なんですか?」と店員さんに順に質問。
店員さんが、
「これは○○、次が◇◇、隣りは■■・・・」
強烈。 特に■■がすごい。
(文字数からは「■■■■」)
(「■」の色から想像してください。)
その店員さんは、20歳前後で
アイドルのような顔だち。
「ももいろクローバーZ」みたいな人で
レベルの高い「可愛い子」である。
その「かわい子ちゃん」が、
強烈なことを言う。そのギャップがすごい。
しばらくすると、隣の席のお客さんと、
その店員さんとの会話が始まった。
「カブトムシは、あんまりおいしくないけど、
クワガタは、美味しいですよー」
店名は「米とサーカス」(笑)。一見の価値あり。
その店を出ると、目の前は唐突に「コンドーム店」。
その向かい方向には、「下着店」がある。
さらにこの地階には唐突に「占いコーナー」
「レコード店」もある。
そして、次の店は、どれにしようかと歩いていると
すれ違った見知らぬお客さんが
「ここは、まさに "カオス" だね!」
と言っていた。
その通り。カオス。
どの店も、時間の経過とともに、
お客さんのアルコールが進んでいく。
お客さんの話し声が、どんどん大きくなってくる。
共用廊下側の「壁がない店」が多く
まさに「ワイガヤ」空間。
「GAN-BAN/岩盤」という物販店がある。
オーディオ機器/アパレルグッズの店で
フジロックのオフィシャル・ショップ
その店から「クラブミュージック」ぽい
大きめのサウンドが、地階に響く。
串焼き店では、店長が太鼓を、たたいている。
太鼓の音、クラブミュージックのサウンド、
お客さんの大声、、
「様々な音」が入り混じる。まさに、カオス。
それにしても、どのお店も
「お客さんが、楽しそう」である。
みんなが、満面の笑み。
人々が、ここまで楽しそうな顔をしている
飲食フロアは、記憶にない。
それを支えるのが、
各飲食店の店員さんの「レベルの高さ」。
コミュニケーションは、
男性店員・女性店員とも、大満足。
私(松田)は男性店長と、
記念撮影まで、してしまった。
一見のお店で、店員さんと記念撮影したのは、
私(松田)は、住商さんが手掛けた食空間の
「青二才」以来。
そこまで私も、テンションが、上がってしまった。
そして、先の店、以外の店でも、
女性店員は、可愛い子が多い。
4店舗の飲食店を回ったところで、
21時になり閉店。(通常期は23時半閉店)
「えぇー? もう閉店?」と
私(松田)は、つぶやいてしまった。
当日は、
16~18時を物販フロア、
18時から地階飲食フロアで、
5時間滞在したが、あっという間だった。
視察5時間が、「あっという間」と感じた
商業施設は「渋谷パルコ」が、はじめて。
「タイトル」をどうしようか?と考えたが
盛りだくさん書いても長くなるし、
「すごい! 渋谷パルコって、すごい!」
としてみた次第デス。
■施設概要
・東京都渋谷区宇田川町15-1(住居表示)
・店舗数:約180店舗
・年商目標:約200億円 投資額:約214億円
・延べ床面積:ビル全体は、約64,000㎡ うち、商業部分は、 約42,000㎡
・階数: ビル全体は、B3F~地上19F うち、商業部分は、B1F~地上8F + 10F一部
※9Fはクリエイティブスタジオ(育成施設)、12~18Fはオフィス
・商業の営業時間:物販・サービスは10:00~21:00 飲食店は11:00~23:30
※一部店舗は、営業時間が異なります。
~唯一無二の “ 次世代型 商業施設 ” 新生「渋谷PARCO」 11月22日 オープン!~
■50年目の、新しいパルコ。
パルコ1号店の「池袋PARCO」の1969年の開業から、今年で50年。
続いて、2号店 「 渋谷PARCO / PARCO劇場 」 が、1973年に開業し、今年で46年
渋谷PARCOは、1973年にオープン以来、
「インキュベーション」 「街づくり」 「情報発信」に、取り組んできました。
上記の3つの取組みはパルコのDNAであり、原点です。
街を刺激し、同時に刺激をもらいながら、渋谷の発展の一端を担ってきました。
また、進化し続けるパルコの信念ともいえます。
パルコは渋谷PARCOの建替え検討を、2007年から開始しました。
2015年に「都市再生特別地区」の決定を受け、市街地再開発事業の計画を進めてきました。
2019年は、PARCOの第1号の池袋店のオープンから50周年。
その節目の年に生まれ変わる新「渋谷PARCO」は、次の50年の未来に照準を合わせ、
さらに進化していくでしょう。
■渋谷パルコの「コンセプト」とは?
世界へ発信する 唯一無二の“ 次世代型 商業施設 ”
渋谷パルコは、ニーズを満たすのではありません。ニーズを創造します。
新しい消費を提案し、新しい価値観を提供します。
今までの商業施設の枠を超え、デザイナー、クリエイターなどの送り手と共感・共創します。
新たな取組を行うことで「新しい刺激」・「新しい楽しさ」の体験価値を、提案するでしょう。
また「グローバルに 情報発信する ビル」を、目指しています。
デザイン・アート性・エンタテインメント性 の高い専門店を、軸とした編集をし、
「渋谷PARCO」ならではの「独自性」を高めています。
■渋谷パルコの 「ターゲット」 とは?
◆年齢などは、関係ない とは?
キーワードは、「ノンエイジ」「「ジェンダーレス」「コスモポリタン」です。
渋谷パルコは、特定の 年齢・性別・国籍に、ターゲットを、絞りません。
◆感性や価値観が、メイン なのか ?
「 "感性" で 消費をする 都市生活者」が、世界中から、訪れることを目指しています。
その感性とは、少し具体化すると、次の価値を持つ人々です。
「新しいこと」 「人と違うこと」「面白いこと」 「個性を追求すること」
■渋谷パルコ の 各フロアの 構成 とは?
◆10F ROOFTOP PARK
約420坪の「公園のような 屋上広場」です。植栽・木々に、囲まれます。
約 60坪の 「屋内 EVENT スペース」 も、併設です。
◆9F PUBLIC STAGE
商業とは少し異なりますが「渋谷未来デザイン」が入居したり
渋谷区と連動した育成施設「クリエイティブスタジオ」が、あります。
◆7~9F PARCO 劇場
636席の劇場です。エントランスロビーは、8Fです。
◆8F THEATER, CINEMA, GALLERY
ミニシアターの「CINE QUINTO」、ギャラリーの「ほぼ日曜日」が、あります。
◆7F RESTAURANT SEVEN
回転寿司、天ぷら、ラーメンなど、 国内外の方が楽しめる、7店のレストランです。
◆6F CYBER SPACE SHIBUYA
アニメ・ゲーム・漫画・サブカルチャー のトップ・コンテンツを、集積した
「電脳サブカルチャーゾーン」です。
ジャパン・カルチャーのファンが集う聖地を、目指しています。
◆5F NEXT TOKYO
ファッション売場に、テクノロジーを掛け合わせ、買い物の楽しさ・利便性を、向上します。
現実空間に、CG作品を組合わせた、環境演出など、「デジタル化時代のNEXT売場」です。
◆4F FASHION APARTMENT
リアルな東京トレンドのレディス・ファッションを、編集しています。
加えて「 PARCO MUSEUM TOKYO 」を核とした、アート・デザイングッズも、あります。
さらに「サステナブル・サービス・ゾーン」も、展開しています。
◆3F CORNER of TOKYO STREET
多様なカルチャーが、MIXされたフロアです。
デザイナーズ、ストリート、ヴィンテージ・ファッション等、各ジャンルの雄が集結します。
半分以上の店舗が「商業施設に初出店」のショップです。
◆2F MODE & ART
「モード」を軸に、世界的に活躍する、ファッション・ブランドで、編集されています。
共用空間も「テセウス・チャン」と作り、エッジの効いた世界観が、実現されています。
◆1F SHOTENGAI - EDIT - TOKYO
既存のグランド・フロアの概念を、超えた、ザッピング編集のフロアです。
様々な人と、カルチャーと、ファッションが行き交う、路面感覚の強い「新しい1F」です。
◆B1F CHAOS KITCHEN
個性的な専門店・行列の人気店・新業態に加え、レコード店や、ギャラリーなどを融合し、
ジャンルレス・シーンレス・ジェンダーレスに展開する、新たな食空間です。
「藤本壮介」が独創的な共用空間を、手掛けます。
■渋谷パルコを、構成する 「5つの要素」とは?
1「FASHION」
2「ART & CULTURE」
3「ENTERTAINMENT」
4「FOOD」
5「TECHNOLOGY」
の5本の軸で、構成されます。
渋谷PARCOには、今回、約180の個性あふれる、魅力的なショップが、出店します。
各ジャンルをミックスし、お互いの魅力を、引き出しあう、フロア編集と、なっています。
~上記の「5つの軸」を、順に、解説していきます
まずは、1つ目の「ファッション」について~
-【1】 FASHION -
◆渋谷パルコのファッションが、目指すものとは?
パルコは、ファッション・デザインの価値を、信じています。
ブランドが「規模が大きいか? 小さいか?」「有名か? 無名か?」
という判断基準では、ありません。
いかに、面白く、独創的で、エッジが効いているか? を重視しています。
◆渋谷で、パルコが編集する「ジャンル」とは ?
・ラグジュアリー ・モード ・ストリート ・カジュアル ・ヴィンテージ
など、東京の様々なジャンルを、代表する、約100の魅力的なショップを、集積します。
顧客に、ファッションの「面白さを、再提案」します。
そして、「世界中のファッショニスタ」が、「楽しめる空間」を、目指してます。
◆渋谷パルコが、力を入れる「インキュベーション」とは ?
~ 次世代の「個」の才能に、焦点を当てた「インキュベーション」~
次世代の、ファッションデザイナーや、ブランドの「インキュベーション」に力を入れ、
「 GEYSER PARCO 」(3F)と、「 PORT PARCO 」(4F)に、
「ブランド育成が、目的の 編集売場」を、展開します。
内装・造作を、パルコがプロデュースし、集合レジ・共通フィッティングなどを設け、
インキュベーターが、出店しやすい環境を、整えているのです。
*3階では、
ショップネーミング・ロゴ・ヴィジュアル のアートディレクターとして、幅広く活躍する
YOSHI ROTTEN 氏 が率いる「クリエイティブチームYAR」が、手掛けています。
*4階では、
東京で活動する、意欲と才能あるデザイナーを支援する、ポップアップショップを、運営。
これは「東京都からの業務委託」を受けて、実施しています。
ショップと連動し、販売促進のための、ショーやインスタレーション等を実施し、
さらなる販路拡大につなげます。
◆「 FASHION 」での「 SUSTAINABLE 」を提案(4階)
洋服を大切に扱うファッショニスタ向けに、下記を4Fに、集めています。
・環境に配慮した「水洗いクリーニング」
・専門家による「洋服類のお直し」
・目利き力のある「買取専門店」
-【2】 ART & CULTURE -
~「ギャラリー機能」を備えたショップが、9店出店。 その他、様々な「 ART & CULTURE 」が、登場~
◆「 PARCO MUSEUM TOKYO 」
ここでは、世界へ向けた CULTURE 発信 を行う (4F)
アート・デザイン・ファッションを、メインに、
何もないところから、独自の目線で、新しいモノやコトの企画展を、創り出します。
日本・世界へ、情報を発信する ミュージアムです。
内装は、新進気鋭のインテリアデザイナーの山本大介氏と天水義敬氏からなる「de:sign」が、
ロゴは、世界的デザイン集団の「TOMATO」が、デザインしました。
◆「 GALLERY X 」とは ?
ここでは、全ジャンルを、ボーダレスに、キュレーションする (B1F)
ギャラリー「GALLERY X」が、渋谷スペイン坂から、本物件のB1Fへ、移転オープンです。
アートカルチャーから、アニメ、ゲーム、ミュージックまで、展開します。
ボーダレスに、パルコによる「エッジの効いた編集」で、新たな魅力を、引き出します。
◆「その他 多種多様な ギャラリー」とは ?
ここでは、旬なCULTUREを、体感できる
「 ART & CULTURE 」を、発信する様々なギャラリーが、渋谷PARCOを訪れる度に、
新しい発見を、もたらすでしょう。
*「 OIL by 美術手帖 」とは?(2階)
それは、美術専門誌の「美術手帖」が、今伝えたい“現代アート”を、発信する初の直営店です。
*「ほぼ日カルチャん」とは?(4階)
それは、『ほぼ日刊イトイ新聞』による東京のカルチャーを紹介する“文化の案内所” です。
*「ほぼ日曜日」とは?(8階)
“常になにかたのしいことに出会える”場所です。
*「M.I.U. N°2」(7階)
中目黒M.I.U.のギャラリー「M.I.U. N°2」も、あります。
これらの「ギャラリー型 ショップ」が、オープンします。
◆「 JAPAN CULTURE 」の 発信基地とは?
ここでは、JAPAN CULTUREを、発信するゾーンを、形成する。(6F)
「Nintendo TOKYO」「ポケモンセンター シブヤ」「刀剣乱舞 万屋本舗」などの
「日本を代表するコンテンツ」が、集結です。
いわば「 電脳 サブカルチャー 」の情報発信の基地です。
・アニメ、ゲーム、eスポーツ、
・アート、ファッション、
・フード
これらが、ジャパン・キャラクターのコンテンツと、融合します。
単にグッズを買うだけでなく、五感で、その世界観を、体感できます。
いまだない「JAPAN CULTURE」で、国内だけでなく世界へ、情報を発信していくでしょう。
-【3】 ENTERTAINMENT-
~多岐にわたる エンタテインメント施設 があり、 良質な エンタテインメントを、お届け~
◆「 PARCO 劇場 」 とは ?
それは、「パルコ文化」の発信の核 (8階)
「PARCO 劇場」は、今回の再開発での、「文化貢献の要」です。
旧劇場の、約1.5倍となる 636席に、拡張されました。
「オールS席」で鑑賞できる、「プレミアムな空間」へ、生まれ変わります。
「国際観光都市・渋谷」の中で、世界に向けてアピールできる「プレミアムシアター」です。
公演を「パルコが、100% 自主プロデュース」し、360度の演劇ビジネスを展開です。
「PARCO劇場」は、ライヴ・エンタテインメントが活況のなか、「演劇」の体験を提供し パルコの文化発信の核として、今後も、輝き続けることでしょう。
◆「 CINE QUINTO 」 とは ?
ここは、来場すること自体が、イベントとなる、ミニシアター (8階)
パルコの自社運営によるミニシアターの「CINE QUINTO」で、
ジャンルを問わない、個性的で良質な映画作品を、上映します。
映画以外にも、「海外ミュージカル」などの作品も、積極的に展開し、
カルチャー好きが満足できる企画を、実施します。
◆「 QUATTRO LABO 」 とは ?
それは、ライブハウスの「 CLUB QUATTRO 」がプロデュースする ミュージック カフェ&バー (B1F)
吉祥寺の路面から「QUATTRO LABO」が、B1Fへ移転し、オープンです。
ハイエンド・オーディオと、3,000枚を超える膨大なレコードコ・レクションがあります。
アナログレコードのリバイバルを象徴する店舗となるでしょう。
隣接する「GALLERY X」とのシナジー効果を狙った、サテライト展示やイベントなどの
連動企画も、定期的に、行っていくとのこと。
-【4】 FOOD-
~渋谷パルコは、「食」を、「重要な魅力要素」と、捉える~
コンセプトは 「そこに集まり、コミュニティを形成し、空間と時を、共に楽しめる場所」~
◆「 CHAOS KITCHEN 」とは ?
それは、21店の、メインのレストラン・フロアで
「 食 + 音楽 + カルチャー 」が、コンセプト (B1F)
「ミシュラン・ビブグルマン」を、獲得した名店の「新業態」や、
「純喫茶」「うどん屋さん」などもあります。
さらに「ジビエ・昆虫料理」「MIXバー」もあり、多様なジャンルの飲食店が、あります。
その他、スパイスになる「レコード・ショップ」や「フェス・グッズ」のショップ等もあるので、 「ごちゃ混ぜ」の カオスな 飲食ゾーンが、展開されるでしょう。
◆B1F「 CHAOS KITCHEN 」以外には ?
7F・4F・1F でも、様々なレストランが、出現
★7F
回転寿司、天ぷら、焼肉、ラーメン等の日本食、また、ヴィーガン料理専門店などを展開し
国内の人々は、もちろん、渋谷へ来るインバウンドも、楽しめるラインナップです。
★4F ダイニング
森枝幹シェフのレストラン「chompoo」が、オープンします。
ファッション同様に、「食」でも、クリエイティブな実力派シェフによる新しい食の提案です。
「スパイシーなだけ」ではない、「フレッシュハーブ」
それを、ふんだんに使った、体が喜ぶ「しみじみ おいしい」タイ料理です。
※森枝 幹さん とは? 1986年生まれ。オーストラリアの名店「Tetsuya's」を始め、様々な名店で、幅広く修行。 「 Salmon & Trout 」にてシェフを務める傍ら、世界中のレストランとイベントをする中で 東南アジア・タイ料理に魅了される。
そのほか「The OPEN BOOK」や「Maruta」の立ち上げ・監修、 日比谷音楽祭(2019)のフードディレクターを務めるなど、型にはまららず発信。
★1F
1Fの路面部には、物販併設のカフェや、日本酒・ビアスタンドが、あります。
フードカルチャーを、発信する、食のギャラリーの「 COMING SOON 」や
フラワーショップに、時々登場するワインバーなどがあります。
「街歩きの楽しさ」との、掛け合わせが、実現します。
-【5】 TECHNOLOGY -
デジタル化時代におけるお客様との新しい コミュニケーションや買い物のあり方を提案です。
◆「 SHOPPING × TECHNOLOGY 」の「CUBE」とは ?
それは、店頭販売に加え、ECを併設したオムニチャネル型の売場 (5F)
約130坪のエリアに、11店の小型ショップが、出店します。
従来の売場よりも、小さなスペース、少ない店頭在庫のお店です。
「小さい・少ない」けど、デジタル・テクノロジーを活用し、顧客が求める商品に出会えます。
「ショールーム」の機能を高めた「NEXT店舗」として、戦略アイテムや、限定商品が、中心です。
その他の商品は、デジタルで在庫管理し「パルコ オンライン ストア」で、EC販売します。
共用部の大型サイネージや、店内サイネージから、スマホへ、直接データを、転送できます。
店頭に無いオンライン上の商品を、いつでも、買うことができます。
こうして、その場で、ストレスのない買い物が、できます。
◆「 ART × TECHNOLOGY 」 とは ?
それは、「XR技術」を、活用した アート空間(5階)
3次元のデジタルのクリエイティブ作品を、スマホやAR対応メガネを、通して見れます。
まるで、その場に存在するかのように展示する、空間演出を、実施します。
2018年のVRのコンテンツ賞「NEW VIEW AWARD 2018」で、PARCO賞を受賞した
VR空間デザイナーDiscont氏 による、インスタレーション作品の展示を、予定しています。
※「XR」とは、下記等の総称。 ・VR(Virtual Reality 仮想現実) ・AR(Augument Reality 拡張現実) ・MR(Mixed Reality 複合現実)
・「VR」仮想現実:ゴーグルに映し出された「仮想世界」の中に、実際にいるような体験ができる ・「AR」拡張現実:現実の映像がメイン。カメラ等の「現実映像」に、CG等のデジタル情報を加える ・「MR」複合現実:仮想空間の映像がメイン。専用メガネ等で、CG等の仮想空間を、現実世界に重ねる
◆「TECHNOLOGY を、活用した ショップ」 とは ?
それは、カフェや、ショールーム型ショップ TECHNOLOGYを、より身近に、体験
★B1F にオープンの「Tyffonium cafe」とは ?
最先端の技術で「魔法のような 体験が できる」ティフォンの新業態カフェです。
AR(拡張現実)を組み合わせた、新感覚スイーツの提供を行います。
★1F にオープンの「 BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE 」 とは ?
クラウド・ファンディングを、活用した「日本初の 実証実験型の AIショールーム」です。
IoT製品等を始め、デビュー前のユニークなデジタル製品や、アイデアを、触れて試せます。
◆「 DATA × TECHNOLOGY 」 とは ?
「電子レシート」です。PARCOの公式アプリ「POCKET PARCO」のユーザー向けです。
「電子レシート」を、スマホに届けるアプリ「スマートレシートサービス」を活用します。
今後、アプリの利用データや買い物履歴など、様々なデータを、AIにより分析・学習します。
来店の前・途中・後の最適タイミングで、顧客にマッチする
ショップ・商品・サービス・コンテンツの情報を配信します。
※物販ショップが対象のサービスです。 一部ショップは対象外です。 ※スマートレシートは、 東芝テック株式会社の登録商標です。
■シブヤのストリートを、巻き込む「立体街路」 とは ?
◆「立体街路」 とは ?
スペイン坂から、10Fまでを、建物外周に沿って、通路・階段を、「らせん状」に、つないでます。
この「建物外周の、らせん状の通路」が、「立体街路」です。
これにより「街と建物が、融合」します。
渋谷パルコは、渋谷の「坂」と「通り」を、渋谷の特徴と考えています。
その「坂と通り」を、建物に、上手に表現してるのです。
スペイン坂から続くこの「立体街路」には、フロア毎に、店舗への入口が、あります。
これにより「渋谷の街を歩くように」ショッピングを楽しめる空間を、創出です。
また「立体街路」には、人々が集い・憩う場として、休憩スペースや四季の植栽があります。
◆イベントにも、ツナゲル ?
立体街路がつなぐ4F・8F・10Fの「屋外広場」では、1F広場と連動のイベントも開催予定です。
◆新たに誕生した「ナカシブ通り」とは?
旧 PARCO の、パートⅠとパートⅢの間には、かつて、道路がありました。
それが、「ペンギン通り」と「オルガン坂」をつなぐ、歩行者専用通路へ、生まれ変わります。
それは、24時間通れる、2層吹き抜け、幅8mの通路です。
かつて「サンドウィッチ通り」と呼ばれたこの通りを「ナカシブ通り」と名付けました。
「吹抜け」となっている通路の両側には、バラエティに富む10の「路面店」が並びます。
「吹き抜け」の2階部分には、幅17m×高さ3mの「アート・ウィンドウ」が登場します。
インパクトのあるアートを、間近で、感じられます。
■再開発での 渋谷パルコの 「地域への貢献」 とは ?
「 宇田川町14・15番地区 第一種 市街地再開発事業 」として
旧 PARCO のパートⅠ・Ⅲと、周辺を含む街区の再開発を、パルコは行いました。
新しい渋谷パルコは、ビルのハード・ソフトの両面から「街づくり」へ貢献していきます。
◆ハード面では?
~歩行者へ配慮した「街づくり」~
ハード面では、「周辺の歩道」や「敷地内の広場」を、整備しました。
「歩行者スペースを拡充」し、街歩きをしやすくし、地域のにぎわいの創出を、図ります。
また「地域荷捌き場」や「駐輪場」を、ビル内に、設置しました。
これで、街歩きの障害の「路上荷捌き」や「路上駐輪」などの、地域の課題へ貢献します。
◆ソフト面では?
~ 屋外広場でのイベントや ファッション・演劇文化の 育成・情報発信~
*屋外広場でのイベント とは?
ソフト面では、ビルに設置した「屋外広場」で、地域と連動したイベントを実施します。
またファッションショー、音楽・フードイベント等、各種イベントで、街の活性化に貢献です。
*育成・情報発信 とは?
PARCO劇場や、3・4Fのインキュベーション店舗、9Fクリエイティブスタジオがあります。
そこでは「ファッション・演劇文化」の「インキュベーション・情報発信」を行います。
特に9Fの「クリエイティブ・スタジオ」は、地域の人へ開かれた、多目的スペースです。
「文化発信型のスクール」の開催などの予定があります。
その9Fには、一般社団法人「渋谷未来デザイン」も、入居します。
その法人は「都市の可能性を追求し、創造文化都市 渋谷の実現」を、目指しています。
9Fの意義と合致し、原宿から移転となりました。
・「渋谷未来デザイン」とは?
社会課題の解決と可能性をデザインする「産官学民 連携組織」として2018/4月に設立
渋谷に住む人、働く人、学ぶ人、訪れる人など、渋谷には、多様な人々が集います。
その人々のアイデアや、才能を、領域を越えて収集し、オープン・イノベーションを行います。
こうして、ダイバーシティ・インクルージョンを、基本にしてます。
◆「環境配慮」 とは ?
渋谷パルコは、環境に配慮した「次世代型ビル」です。
*屋上広場・立体街路などの魅力的な屋外空間の創出
* コージェネレーションシステム(CGS)を中心とした、高効率エネルギーシステムの導入
* デジタルコミュニケーションによる、エネルギーの効率的な利用
以上が、評価され「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に、採択されました。
※ 「CGS」とは、排熱の利用で、電力や冷暖房を、供給するシステム
最新の設備機器の導入に、とどまりません。
エネルギー管理システムでの「見える化」で、運転効率を高めた、省CO2型の複合ビルです。
「都市型ファッションビルにおける、省CO2のリーディング・プロジェクト」として、
他の施設へも、サステナブルを波及していく考え、とのことです。
■館内の各所にある付加価値とは?
◆渋谷パルコの 「ギャラリー機能」とは ?
~館内には、様々なギャラリーが、配置されています~
*8F 「ほぼ日曜日」
*7F 「M.I.U. N°2」
*4F 「PARCO MUSEUM TOKYO」「Meets by Nadiff」「デルフォニックス」
*2F 「OIL by 美術手帖」
*1F 「COMINGSOON」
*B1F 「GALLERY X」
◆「可変型スペース」とは?
~館内には、様々な「可変型スペース」が、配置されています 定期的に、ショップのコンテンツが、入れ替わるスペースです~
*屋上 EVENTスペース
*9F 「クリエイティブスタジオ
*8F 「PARCO劇場」「CINE QUINTO」
*6F 「LB POP-UP THEATER」「Tokyo Otaku Mode TOKYO」「コラボレーションカフェ」
*4F 「ほぼ日カルチャん」「PORT PARCO(パルコ編集型売場)」
*3F 「VERTICAL GARAGE」「GEYSER PARCO(パルコ編集型売場)」
*2F 「 BRIDGE(POPUPスペース)」
*1F 「Discover Japan Lab」「THE POP by JUN」「BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE」
「O by New Jewelry」「WINDOW(POPUPスペース)」「GATE(POPUPスペース)」
※2019年6月18日時点の情報です。 内容は一部変更となる場合があります。 ※ショップ・スペース名は一部仮称です。
■渋谷パルコ 建築デザインの 手法とは?
◆建築設計と、商業空間デザインは?
パルコの原点である「インキュベーション」「街づくり」「情報発信」を具現化すべく
建築設計は「竹中工務店」、商業空間デザインの基本構想は「Benoy」※を起用しています。
※イギリスに本拠を構えるデザイン事務所
◆フロアを引き立てるクリエイティブな「環境デザイン」とは?
*CHAOS KITCHEN(地下1階)
「CHAOS KITCHEN」の環境デザインは、建築家の藤本壮介氏。
天井・床は、鏡面素材で、お店のファサードが映り込み、お店の個性・多様さを何倍にも増幅
地下ですが、どこまでも混ざり合って、広がっていくような「カオス 空間」が誕生です。
また、五十嵐威暢氏デザインによる旧渋谷PARCOのパートⅠの外壁に設置されていた
パルコのネオン・サインの「C」の文字を設置しています。
1981年のPARCOパートⅢの開業時に誕生したロゴサインを
「現代アート作品」として恒常的に展示します。
なお、7階には「R」の文字が、8階には「P」が、設置されています。
・藤本壮介さんとは
東京大学 工学部 建築学科 卒業後、2000年に、藤本壮介 建築設計事務所 を設立。
2014年フランス・モンペリエ国際設計競技の最優秀賞(ラルブル・ブラン)獲得。
2015、2017、2018年にも、ヨーロッパ各国の国際設計競技にて、最優秀賞を受賞。
2019年、津田塾大・小平キャンパスマスタープラン策定業務のマスターアーキテクトに選定
主な作品は、サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン(2013年)、
House NA (2011年)、 House N(2008年)、 武蔵野美術大学 美術館・図書館(2010年)等
・五十嵐 威暢さんとは
彫刻家、デザイナー 多摩美術大学 名誉教授
アクソノメトリック図法による、ニューヨーク近代美術館のカレンダー、立体アルファベット
サントリーホール・カルピスのVIデザイン、地場産業と組んだプロダクトデザインなど、
グラフィック・プロダクトデザイナーとして活動し、世界的な評価を受けている。
1994年に彫刻家に転身。
木、石、金属、テラコッタ、ステンドグラス等、様々な素材でパブリックアート作品を多く制作
*MODE & ART (2階)
~ファッションの2階にある象徴的な「ボーダーの模様」~
2階は「FASHION」のコアとなります。その環境デザインは、シンガポール拠点の
クリエイティブ・ディレクター「テセウス・チャン氏」が、手掛けました。
象徴的な「ボーダーの模様」は、
渋谷の街を訪れる、多種多様な人が、行きかう「スクランブル交差点」からインスパイア。
また、見える部分(白)と、隠された部分(黒)が、混在するボーダーは、
すべてが見え切らない、未知への興味や楽しみも、表現。
「PARCO」が提案する「 FASHION の力 」を、引き立てます。
・Theseus Chan(テセウス・チャン)さんとは
クリエイティブディレクター、デザイナー。
シンガポールで、最も栄誉あるデザイン賞、プレジデンツ・デザイン・アワードにおける
初のデザイナー・オブ・ザ・イヤーを、受賞
D&AD yellow pencil、NYADC、東京TDC賞 等も、受賞
2015年、シンガポール人として初のAGI(国際グラフィック連盟)のメンバーに選出。
NYのクーパー・ヒューイット国立デザイン博物館、香港のM+ などに、作品があります。
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