コロナいつまで・いつ終わる?|収束予想は2021年12月|2021年5月15日更新|消費者経済総研

コロナは、いつまで、続く? いつ終わる?
日本のコロナ収束の予想は「2021年12月」。

収束開始、集団免疫、終息の違いは?収まるとは?
予測は、ワクチン接種率を基礎とした試算による。

その他、自然免疫、感染での獲得抗体、メモリーT細胞も考慮できる。

収束時期の試算結果は、2021年12月
【〇〇方式なら早く終わる?】〇〇とは?

「終息」は、完全に終わること。
「収束」は、"だいぶ収まった" ということ

収束の定義は、ここでは
「マスクなしでも、感染者が増加せず、減少する状況」とした。

本ページは、新しい情報の獲得や
予測精度の向上などで、随時更新予定。




「ウイルス対策」は、「最高の経済対策」 

新型肺炎から、人々の健康生命を守るため、コロナ・ウイルス対策は、重要なテーマです。
同時に、経済を守るため、ウイルス対策は、同じく重要です。

「ウイルスの制御や制圧」がなされれば、激しく落ち込んだ「景気はV字回復」でしょう。
つまり「ウイルス対策」は、「最高の経済対策」でもあります。

消費と経済の消費者経済総研では、「経済対策」は、主たるテーマの一つであります。
コロナ問題を、公衆衛生の問題としてのみではなく、経済問題として連載していきます。

そのため、消費者経済総研は、コロナ関連テーマを、連載で、お届け致しています。


番組出演・執筆・講演等のご依頼は、お電話・メールにてご連絡下さい

刷新後の初稿リリースの日:2021年4月10日、最新・最終更新日:2021年5月15日

 本ページは、新しい情報の獲得や、予測精度の向上などや、修正・加筆等で、随時更新する予定です。
 
ご注意
このテーマに関連し、なにがしかの判断をなさる際は、自らの責任において十分にかつ慎重に検証の上、
対応して下さい。また「免責事項」をお読みください

引用
真っ暗なトンネルの中から出ようとするとき、出口が見えないと大変不安です。
しかし「出口は1km先」などの情報があれば、真っ暗なトンネルの中でも、希望の気持ちを持てます。

また、コロナ禍では、マイナスの情報が飛び交い、過度に悲観してしまう人もいます。
不安で苦しんでいる人に、出口(コロナ収束時期)というプラス情報も発信することで、
人々の笑顔に貢献したく思います。

つきましては、皆さまに、本ページの引用や、URLの紹介などで、広めて頂くことを、歓迎いたします。
引用・転載の注意・条件はこちら
消費者経済総研チーフコンサルタントの私(松田)は、英語やドイツ語の「SARS-CoV-2」
「covid-19」の医学研究論文の読み込みもしてます。「SARS-CoV-2」はウイルス名、「covid-19」は病名

本稿では、学術論文からのエビデンスなど、いずれもソースに基づいて計算や解説をしています。
そのうえで、わかりやすく、「 消費者 経済 総研 」の私(松田) が、解説します。

消費者 経済 総研」の 新型コロナ・特集一覧はこちら 
 
収束のための 免疫とワクチン は ?
収束の実現のためには、免疫保有者の増加が、カギです。
そのためにワクチンが、ゲームチェンジャーになります。

ここから、免疫と、ワクチンについて解説します。




アウトライン
本ページは、計算過程も提示するなど、項目数・行数は、多くなっています。
そのため、先だってアウトラインを、見ていきます。


◆日本でのコロナ収束開始は「2021年12月」と予想

2021年5月14日に、予想を「2021年10月」から「2021年12月」に更新

理由は、5月12日に「全国で9割以上が、英国型と推計」と、なったため


◆【〇〇方式なら早く終わる?】〇〇とは?(今回追記)

菅総理は、1日100万回接種するとした

イギリスでは、1回目接種の人数を増やすため、1回目と2回目の接種間隔は、約3か月

「1日100万回接種」+「イギリス方式」を採用すれば、どうなるか?

1日100万回+接種間隔3か月なら、2021年8月末に、71%の日本人が、1回目接種済みとなる

さらに1日の接種を、100万回→108万回に増やせば、どうなるか?

108万回なら、英国型・変異株でも、マスクなしでも、日本は2021年8月末に収束開始になる

上記はマスクなしの話。マスクをしていれば、東京五輪も、充分、安全に開催できるだろう


◆イギリス型変異株でも、1回目接種で効果あり?

変異株では、1回目接種では、効果が薄いというのは、研究室内での実験の話

実際の接種後の、市中の大規模データでは、英国型でも1回目で高い効果あり


◆接種先行国は、すでに感染減少?

イスラエルは既に、屋外は、マスクなしでOKとなった

アメリカも既に、マスク義務解除など、様々な規制緩和が、各州で始っている

接種が先行する国(イスラエル、イギリス、アメリカ)は、感染数が、大幅減少

接種が進まない国(フランス、ドイツ、イタリア)は、感染数が、上昇(3月23日時点)


◆アメリカの接種ペースは?

アメリカの1回以上接種率は、月間12%増加(1日当たりでは 0.43% 増加)

五輪開会式(7/23)には、アメリカでは、78%が接種済みのペース

アメリカは今後、接種ペースを、上記よりも、さらに加速させる


◆免疫保有率50%超で、減少 とは ?

 -従来株の場合-

新型コロナの、実効再生産数ではなく、基本再生産数(R0)は「2」

つまり、新型コロナでは、対策なしでは、1人が2人へうつす

免疫保有率が50%になる、つまり、2人に1人が、免疫保有者になったら?

その場合は、1人から1人しか、うつせず、感染数は横ばいとなる

その後、免疫保有率が50%を超えると、マスクなしでも、感染減少に向かう

整理すると、免疫保有率が、

・「50%未満」で、感染拡大
・「50%」で、感染数は、横ばい
・「50%超」で、感染数は、減少

これは、従来株の場合である。英国型・変異株の場合は、後述


◆日本に来るワクチン数量は?

日本では2021年6月までに、ファイザー製を、1億回分以上を確保

ワクチンの有効率は、ファイザー製の場合は、1回目 90%、2回目95%

製薬会社3社の合計では、6月までに、1.7億回分を確保の見込み

6月までに、1回分では日本人口を上回る量を確保、2回分では日本人口の67%を確保

2回分でも、集団免疫(6~7割)に必要な量を、6月までに確保


◆日本は、いつ収束?

 -従来株の場合-

日本の接種が、アメリカと同ペースになれば、4か月で、免疫保有率が50%超へ

1日当たり接種率は、アメリカ全体では、0.43%

 (なお、東京都墨田区の計画では、5月17日から、0.47%)

日本が輸入するワクチン量は、5月から大幅に増加する

アメリカ同等の大規模接種ペースの開始が、日本で6月1日開始の場合は、10月に50%超に

 (なお、東京都墨田区では、5月17日から、大規模接種開始)

10月の日本は、免疫保有率が50%を超え、マスクなしでも感染減少の「収束開始」となる

これは、従来株の場合である。英国型・変異株の場合は、後述


◆6~7割では?(従来株の場合)

免疫保有率が、50%を、少し超えただけでは、感染数は、微減でしかない。
 
集団免疫(6~7割が、免疫保有者)となれば、はっきりと減少へ

65%が免疫保有する時期は、11月中旬


◆変異株の影響は?

日本では、変異株は、3月頃までは少数派だった

なお、日本での変異株の多くが、イギリス型

感染力の強いイギリス型に、全てが置き換わった場合は、12月に収束開始となる

なお、ウイルスが従来型でも変異型でも、ファイザー製の有効性の差は、あまりない


◆複数の予測の「まとめ」 は ?

*2021年10月上旬:免疫保有率50%超|従来株

*2021年11月中旬:集団免疫(免疫保有率65%)|従来株

2021年12月頭:免疫保有率71%超|全てイギリス型変異株|


◆もっと早期に収束か?

6回用注射器の使用が早まったり、7回用注射器の登場で、収束の早期化も

ファクターX、つまり、アジアで被害が少ないのは、なぜか?

それは、過去に亜種コロナへ感染した「交差免疫説」が有力

ワクチン以外にも「感染抗体、メモリーT細胞、自然免疫」での免疫がある

それらを考慮に入れれば、より早期に収束化する可能性がある


◆倍速作戦 とは?

菅総理は、1日接種は100万回(人口の0.8%/1日)としている。

イギリス方式(1回目と2回目の接種間隔を約3か月)にすれば、さらに早期収束へ

「1日108万回接種」+「イギリス方式」を採用するとどうなる?

英国型・変異株でも、マスクなしでも、日本は2021年8月末に収束開始

上記はマスクなしの話。マスクをしていれば、東京五輪も、充分、安全に開催できるだろう


◆接種体制を、どうすべき?

アメリカでは、混乱するようなルールや規制は無くし、接種は、さらに加速

接種が進んだ諸外国で、マスクなしで楽しむ生活の姿が、世界中に報道される

日本人は、それを見て、日本の政府や自治体に対する不満を、募らせていく

日本の政府と自治体は、接種のスピードUPに、全力を挙げるべき


◆日本も遅れて、卒コロナ?

2021年度の 後半~末には、日本でも、ワクチン等で免疫保有者が増加

今年度で、日本人が、マスクなしの「楽しむ生活」へ




ワクチン先行国は、マスク緩和?
ワクチン接種が進んでいる イスラエル、イギリス、アメリカは、感染者数の減少が、顕著
 ↓
イスラエルは、既に4月18日から、屋外でマスク義務なしの生活をしている。
 ↓
アメリカも、既に、マスク義務解除をはじめ、様々な規制緩和が、各州で始っている


ワクチン接種で、感染減る?
◆ワクチンは、1回でも有効?

ワクチンの有効率は、ファイザー製の場合では、1回目接種で90%、2回目接種で95%
 ↓
1回目接種でも、大きな効果あり。また接種率が6~7割未満でも、大きな効果あり
 ↓
先行する国の1回以上の接種率は、イスラエルは57%、イギリスは43%、アメリカは26%
 ↓
進んでいない国の1回以上接種率は、フランスは10%、ドイツは10%、イタリアは9%

 3月23日時点


◆グラフで一目瞭然?

グラフ段:接種が先行する国(イスラエル、イギリス、アメリカ)は、感染数が大幅減少
 ↓
グラフ段:接種が進まない国(フランス、ドイツ、イタリア)は、感染数が上昇中
  ↓
青色グラフは「新規の感染者数」。 国名の右の「%」は、ワクチン接種率(1回以上)
 ↓
グラフからも、ワクチン効果が、顕著に。
 ↓
※3月23日時点

※ 接種率も感染者数も2021年3月23日時点

※ 数値(%)= 1回以上接種済み人数 ÷ 当該国の人口

 ※出典:Google 出典元:Our World in Data, ニューヨーク・タイムズ, JHU CSSE COVID-19 Data, wikipedia




アメリカの接種ペース とは ?
アメリカの1回以上の接種率は、2月23日は14% → 3月23日は26%で、12%増加
 ↓
28日間で12%増加したので、1日当たりでは 0.43% 増加 (0.43% = 12% ÷ 28日)
 ↓
東京オリンピックの開会日(2021年7月23日)では、どうなるか?
 ↓
3月23日 から 7月23日 まで の日数は、122日間
 ↓
3月23日から122日間経過すると、接種率は、0.43% × 122日 = 52% 増える
 ↓
3月23日:26% + 122日間の増加率:52% = 78%
 ↓
五輪開会式(7/23)には、アメリカは、現在のペースでは、78%が1回以上が、接種済みとなる
 ↓
アメリカは、今後は、接種ペースが、さらに加速する見込み


日本の 輸入量は?
◆日本への到着量(ファイザー製ワクチン)

*2月:  84万回分

*3月: 466万回分

*4月:1226万回分

*5月:4300万回分

*6月:4500万回分


◆6月での量は?

上記の6月までの合計は、1億 576万回分
 ↓
日本では、ファイザー製ワクチンの1億回分以上を、2021年6月までに、確保

 ※出典:4~5月供給量は、内閣官房内閣広報室及び内閣府大臣官房政府広報室「河野大臣記者会見 令和3年3月12日
     2~3月は、「日本経済新聞電子版2021年3月12日」6月は、「同紙2021年4月9日


◆追加は? 菅首相とファイザーCEOとの、電話会談では?

ファイザー社と「日本へ5000万回分の追加供給を合意」との一部報道あるが、
 ↓
訪米中の菅総理は、2021年4月17日に、アルバート・ブーラ氏(ファイザーCEO)と電話会談
 ↓
総理 : 日本の全ての対象者へのワクチンの9月までの確実な供給に向け、追加供給を要請
 ↓
ファイザーCEO : 追加供給の協議を進めるなど、日本政府と緊密に連携していきたい※1
 ↓
同CEOは、「合意」ではなく、「協議」や「話合い(ツイッター上ではdisucuss ※2)」との発言で、まだ不透明
 ↓
よって本ページでは、追加ワクチン量が確定するまで、5000万回分は、反映しない。


 ※1出典:外務省 令和3年4月17日「菅総理とブーラ・ファイザー社CEOとの電話会談
 ※2出典:Albert Bourla(Twitter)2021/4/18
  Today I met with Japan PM @sugawitter todiscussdelivery of additional doses
    of the Pfizer-BioNTech #COVID19 vaccine...



国内への配布は?
◆日本の各自治体への 配布スケジュール

5月:5月10日の週に、医療従事者480万人の2回接種分(960万回分)を、配布完了
 ↓
6月:6月末までに、高齢者3,600万人の2回接種分(7,200万回分)を配布の見込み
 ↓
約8,000万回分のワクチンは、2021年6月までに、各都道府県に配布が完了する


 ※出典:厚生労働省ファイザー社の新型コロナワクチンの供給の見通し


◆1瓶当たりの接種回数

医療従事者向け接種は、4月12日の週に供給するワクチンから、6回用の注射器へ変更※1
 ↓
高齢者向けも、5月中に、6回用に切り替える。※2


 ※1出典:内閣官房内閣広報室及び内閣府大臣官房政府広報室「河野大臣記者会見令和3年3月12日」
 ※2出典:内閣官房内閣広報室及び内閣府大臣官房政府広報室「河野大臣記者会見令和3年3月26日」




50%超が、免疫持つのは、いつ?
◆2021年6月では?

従来株での集団免疫は、6~7割程度が、免疫を持った場合に、成立する
 ↓
6~7割に至らなくても、従来株では50%超が、免疫を持てば、マスクなしでも感染減少に向かう
 ↓
50%超で、感染減少の理由は、次項で解説
 ↓
日本の人口は1億2600万人で、50%相当人口は、6,300万人
 ↓
6月まででは、ファイザー製の1億回分以上を輸入し、自治体に約8,000万回分を配布完了
 ↓
8,000万とは、50%人口の6,300万を超え、日本の人口の63%分に相当する
 ↓
従来株の場合は、50%超で感染減少が開始するが、その充分な量が、6月にはある




免疫50%超で、マスクなしでも 感染減少 とは?
◆再生産数 とは ?

感染拡大の指数に「再生産数」というワードがある
 ↓
再生産数とは、感染者1人が、何人に感染させるかの人数
 ↓
「再生産数が 」では、1人が2人にうつし、感染者数は、倍々で増加
 ↓
「再生産数が 」では、1人が1人にうつし、感染者数は、横ばい
  ↓
再生産数は、
 ・「 1超 」で、感染拡大
 ・「 1 」で、感染数は横ばい
 ・「1未満」で、感染数は減少

 
◆「実行」と「基本」 とは ?

「再生産数」は、マスク等の対策した場合では「実効再生産数」という
 ↓
マスクなし等の対策なしの場合では「基本再生産数」という


◆新型コロナの 再生産数は?

従来株の新型コロナの「基本再生産数」(R0)は、2.0 程度※
 ↓
従来株の新型コロナでは、対策なしでは、1人が2人へうつす


◆3人でのモデルケースでは?

「Aさん、Bさん、Cさん」の3人のケースを考える
 ↓
Aさんだけが感染者で、Bさん・Cさんは、健康な状態とする
 ↓
Aさんが、他人に感染させるパワーは?
 ↓
ROが2なので、感染者のAさんは、Bさん+Cさんの2人にうつす


◆2人のうち1人が、免疫保有者(免疫保有率50%)だと?

Aさんは感染者でうつす側の人、Bさん・Cさんは、うつされる側の人
 ↓
もし、Bさん・Cさんの2人うち、Bさんだけが、免疫を持っていたら、どうなる?
 ↓
Bさんは免疫があるから、感染しない。
 ↓
よって、Aさんは、Cさんの1人しかうつせない
 ↓
1人が1人しか、うつさない、つまり、1人→1人なので再生産数は「1」
 ↓
BさんとCさんの2人のうち、免疫保有者は、Bさん1人だけ
 ↓
つまり、免疫保有率は、50%(2人のうち1人)
 ↓
免疫保有率が50%ならば、再生産数は、2から1へ減る
 ↓
再生産数が「1」の場合は、1人が1人にしか、うつさないので、感染者数は横ばい


◆免疫保有率が50%を超えると?

免疫保有率が、 0% だと、1人が 2人へうつす(基本再生産数は「2」)
 ↓
免疫保有率が、 50% だと、1人が 1人へうつす(基本再生産数は「1」)
 ↓
免疫保有率が、100% だと、1人が 0人へうつす(基本再生産数は「0」)
 ↓ 
免疫保有率が50%を超えると、基本再生産数は「1未満」になり、感染者数は減少へ
 ↓
この話は、「基本再生産数」なので、マスクなどの対策なしでの再生産数
 ↓
よって、従来株では免疫保有者が50%を超えた段階で、マスクなしでも、感染減少に向かう


※R0(基本再生産数)が、2.0の根拠は?

R0の1.4~2.5の中央値は、(1.4+2.5)÷2では「1.95」
 → 本稿では保守的(非楽観側)に「2.0」とする。

出典:
 人から人への感染が発生しており、予備的なR0推定値1.4〜2.5が提示された。
 Human-to-human transmission is occurring and
 a preliminary R0 estimate of1.4-2.5was presented

 (WHOStatement on the meeting of the International Health Regulations Emergency Committee..)




日本で、50%超の 時期 とは ?
3月の日本では、まだワクチン輸入量が少ない
 ↓
よって、3月までの日本では、小規模な接種体制(2021/3/23までの累計で、わずか0.5% ※)
 ↓
日本が輸入するワクチン量は、5月から急増する(4,300万回分/月)
 ↓
日本は6月までに、ファイザー製の1億回分以上を輸入し、自治体に約8,000万回分を配布完了


前述のとおり、アメリカでは、1回以上接種は「1日あたり 人口の0.43%が接種」のペース
 ↓
日本の接種が、アメリカと同じペースになれば、4か月経過で、52%が、1回以上接種済みとなる
 ↓
そのアメリカ並みの接種ペースが、日本で、6月1日~開始した場合は?
 ↓
日本は、4か月後(122日後)の10月1日では、52%(6,600万人)が、1回以上接種済みとなる
 ↓
この場合は、10月には、1回以上の接種率が、50%超となる

なお、東京都墨田区では、5月17日から大規模接種開始で、1日の接種率は0.47%


 ※出典:Google 出典元:Our World in Data


◆1回目の有効率を考慮すると?

2回接種用ワクチンだが、1回でも高い効果が、認められている
 ↓
ファイザー製の有効率は、1回目は90%で、2回目は95% (詳細は後述)
 ↓
0.43%(1日の接種率) × 130日(4.3か月) × 90%(有効率) = 50.3%
 ↓
130日(4.3か月)経過で、50%を超える
 ↓
大規模接種を、6/1から開始とした場合は、10月上旬に、50%超の免疫保有率に、達する
 ↓
従来株の場合は、10月上旬に、マスクなしでも感染減少の「収束開始」となる




集団免疫は、いつか?
◆集団免疫で収束 とは ?

従来株の場合では、免疫保有率が、50%を、少し超えただけでは、微減でしかない。
 ↓
6~7割が、免疫保有者となれば、しっかりと減少傾向が見える
 ↓
この免疫保有者が6~7割の状態が「集団免疫」の状態ということ


◆集団免疫の獲得時期は?

集団免疫(免疫保有率が6~7割)に達するのは、いつか?
 ↓
6~7割 → 中央値の65%を採用する
 ↓
免疫保有率が「130日間で、50%超」になる既述のケースでは、次の計算だった
 ↓
50.3% = 0.43%(1日の接種率) × 130日(4.3か月) × 90%(有効率)
 ↓
6月1日から大規模接種の開始の前提では、130日後の10月上旬に、50%超の免疫保有だった
 ↓
では、65%の場合は?  免疫保有率が、65%になる青文字の日数 を求める
 ↓
0.43%(1日の接種率)× 168日(5.4か月) × 90%(有効率) = 65%
 ↓
大規模接種を、6/1から開始とした場合は、5.4か月後の11月中旬に、65%が免疫保有する
 ↓
従来株では、11月中旬に、「集団免疫」の獲得となる




変異株では感染力高い?(基本再生産数が、上がる?)
変異株は、少数で、影響は少ない?

感染力が強い変異株が、日本でも増加している
 ↓
3月末時点では、変異株は少数派で、16%にとどまっていた(16% = 384 ÷ 2,378) ※1
 ↓
変異種の割合が大きくなった※2ため、基本再生産数を更新した計算を採用(2021年5月14日)

 ※1出典:変異株スクリーニング検査の実施状況【3/15~3/21】速報値2021/3/31時点
  全国:369 / 2,052、民間検査機関:15 / 326 計:384/2,378 (変異株認知数 / 変異株検査数)

 ※2出典:全国で新型コロナウイルスの9割以上が、重症化しやすいとされるN501Y変異を持つ英国由来の
  変異株に置き換わったとする推計を、国立感染症研究所がまとめた。(毎日新聞電子版 2021/5/12


◆全てが、イギリス型に、置き換わった計算は?

日本国内の変異株の多くが、イギリス型
 ↓
イギリス型の感染力は、従来型の約1.7倍
 ↓
基本再生産数(R0)は、従来型が2.0なので、イギリス型は、2.0×1.7倍=3.4
 ↓
「マスクなしで、感染者が横ばい」に、必要な免疫保有率は(R0-1)÷R0 の式で求める
 ↓
(3.4 ー 1.0)÷ 3.4 = 71%
 ↓
R0が2.0の場合は、免疫保有率が、50%で感染横ばい、50%超で感染減少
 ↓
R0が3.4の場合は、免疫保有率が、71%で感染横ばい、71%超で感染減少
 ↓
R0が2.0の場合、0.43%(1日の接種率) × 130日(4.3か月) × 90%(有効率)= 50.3%
 ↓
免疫保有率が、71%になる青文字の日数 を求める
 ↓
0.43%(1日の接種率)× 184日(6か月) × 90%(有効率)= 71.2%
 ↓
従来型ウイルスでは、130日で減少に転じたが、イギリス型では184日で減少に転じる。
 ↓
マスクなしで減少開始の時期は、1.7か月(54日=184日130日)延びる。
 ↓
R0が2.0の従来型で10月上旬だったが、全部が、R0が3.4のイギリス型では、12月頭となる。

出典: (査読後論文)

Estimated transmissibility and impact of SARS-CoV-2 lineage B.1.1.7 in England
|Science |sciencemag.org|2021/3/3


◆複数の予測の「まとめ」 は ?

*2021年10月上旬:免疫保有率50%超|既存株

*2021年11月中旬:集団免疫(免疫保有率65%)|既存株

*2021年12月初頭:免疫保有率71%超|全てイギリス型の変異株|




ワクチンの 有効率は? (ファイザー製)
◆1回と、2回での 有効率の差は、少ない ?

1回目の有効率:90% ※1
2回目の有効率:95% ※2


◆変異ウイルスでも、有効率は不変?

下記のように、ファイザー製は、従来型でも変異型でも、有効率の大きな変動はない

*イギリス型には効く?

日本でも従来型→変異株への置き換りが進んだが、日本での変異株は、ほとんどがイギリス型
 ↓
イスラエルでは、8割がイギリス型であったが、有症者には97%、無症状者には94%の効果※4


*南アフリカ型では?

南アフリカでの予防に、100%の効果 ※3


※出典1:ファイザー社製コロナワクチン、有効率は1回接種でも90% healthday February 15, 2021
※出典2:... COVID-19ワクチン候補の主要な国際共同第3相試験結果を公表2020年12月11日 ファイザー株式会社
※出典3:..HIGH EFFICACY AND NO SERIOUS SAFETY CONCERNS... COVID-19 VACCINE STUDY April 01, 2021 pfizer
※出典4:... PUBLIC HEALTH IMPACT OF VACCINATION ONE YEAR AFTER PANDEMIC DECLARED March 11, 2021pfizer

*出典4(イギリス型)の抜粋。上段英文は原文からの抜粋。下段は和訳。B.1.1.7バリアントはイギリス型の変異株
Findings from the analysis were derived from de-identified aggregate Israel MoH surveillance data collected between January 17 and March 6, 2021, when the Pfizer-BioNTech COVID-19 Vaccine was the only vaccine available in the country and when the more transmissible B.1.1.7 variant of SARS-CoV-2 (formerly referred to as the U.K. variant) was the dominant strain. Vaccine effectiveness was at least 97% against symptomatic COVID-19 cases, hospitalizations, severe and critical hospitalizations, and deaths. Furthermore, the analysis found a vaccine effectiveness of 94% against asymptomatic SARS-CoV-2 infections. For all outcomes, vaccine effectiveness was measured from two weeks after the second dose.

The MoH analysis was conducted when more than 80% of tested specimens in Israel were variant B.1.1.7, providing real-world evidence of the effectiveness of BNT162b2 for prevention of COVID-19 infections, hospitalizations, and deaths due to variant B.1.1.7.

分析の結果は、...2021年1月17日から3月6日までに収集された...イスラエル...データの集計から導き出されました。 この期間は、SARS-CoV-2の.B.1.1.7バリアント(以前はイギリス型変異ウイルスと呼ばれた)が支配的な株でした。
ワクチンの有効性は、有症性性...のCOVID-19症例...に対して少なくとも97%でした。
さらに、...無症候性のSARS-CoV-2感染に対するワクチン有効性は94%であることがわかりました。
すべての結果について、ワクチンの有効性は2回目の投与から2週間後に測定されました。

...分析は、イスラエルで検査された検体の80%以上が変種B.1.1.7であったときに実施され、変種B.1.1.7による...感染、入院、死亡の予防に対する...有効性の...証拠が得られました。

※出典における「...」は、省略箇所を示す。


◆変異株の分類は?

N501Yは、感染力が増加する。 E484Kは、ワクチンでの抗体価低下の可能性が示唆

・イギリス型(B.1.1.7) :N501Y変異

・南アフリカ型(B.1.351):N501Y変異+E484K変異

・ブラジル型(P1)   :N501Y変異+E484K変異

「 N501Y 変異 」とは、ウイルスのスパイクタンパク質の 501番目の アミノ酸が、
N(アスパラギン)→(チロシン)に置き換わった、ということ

同様に「E484K 変異」は、484番目アミノ酸が、E(グルタミン酸) →K(リジン K)へ


◆南ア型でも、有効な理由とは?

南ア型は、抗体価(抗体のパワー・量)が下がるため、ワクチン有効性の低下の可能性が示唆された
 ↓
しかし、南ア型の変異株でも、ワクチン有効率が、低下しなかった理由とは?
 ↓
ファイザー製ワクチンが、南ア型で抗体価が低下するが、ゼロになるわけではないのと、
 ↓
また、ファイザー製ワクチンが、南ア型で、抗体価が低下しても「T細胞」が機能する

 出典:researchsquare.com/article/rs-226857/v1 09 Feb, 2021


◆ブラジル型は?

ブラジルでは、一度コロナに感染し回復した人が、再度コロナに感染との報道
 ↓
1回目は従来株で感染し、2回目は変異株で感染したと、考えられている
 ↓
ブラジル型は、N501Y変異 + E484K変異に加え、K417T 変異があるのが特徴
 ↓
イギリス型と南ア型は、ファイザー製ワクチンの有効性を示すデータがある
 ↓
ブラジル型は、上記2つの変異株より後発なこともあり、有効性データはこれからか?
 ↓
いずれにせよ、日本では変異株のほとんどが、英国型なので、まずは英国型に注目


◆インド型や、その他の変異株は?

ビオンテックCEOは、2021年4月28日に、次のように述べている

「ファイザーとの共同開発ワクチンが、インド型にも効果が期待できる」
「これまで調べた30以上の変異ウイルスのほぼ全てに、ワクチンは同様の効果を発揮する」

 ※出典:日テレニュース24 2021年4月29日 




変異株でも、1回目接種で効果あり?

変異株が出てくるたびに「ワクチン効果が、低下する可能性」との報道がある
 ↓
しかし、それらは、研究室での試験管などでの話である
 ↓
実際の接種後の市中の大規模データが出てくると、ワクチンの有効性が確認される。
 ↓
前項記載のように、抗体価が低くても「T細胞」が機能することが、考えられる
 ↓
研究室での実験は「抗体価」にフォーカスするのが多く「T細胞」への言及が不足している
 ↓
英国型変異株では、1回目接種では効果が薄く、2回目で高い効果との件も、研究室内での実験の話
 ↓
では、実際の接種後の市中の大規模データでは、どうか?
 ↓
下記出典の通り、英国型・変異株での、1回のみの接種でも、ワクチンは、高い効果がある


出典:THE LANCET|MAY 01, 2021「Interim findings from first-dose mass COVID-19 vaccination roll-out and COVID-19 hospital admissions inScotland: a national prospective cohort study

2020年12月8日から2021年2月22日までの研究期間に、合計1,331,993人がワクチンを接種しました。
BNT162b2 mRNA ワクチンの初回投与では,COVID-19 による入院の減少に対するワクチン効果は91%

BetweenDec 8, 2020, and Feb 22, 2021, a total of 1 331 993 people were vaccinated over the study period.
The first dose of the BNT162b2 mRNA vaccine was associated with a vaccine effect of 91%... for reduced COVID-19 hospital admission ...

※「新型ウイルスの変異株、いま分かっていること」 BBC NEWS JAPAN|2020年12月21日
この出典では英国のデータでは、2020年12月中旬には、変異株が大半となったことが掲載されている




108万回 + 英国方式 なら、8月収束開始?
◆100万回作戦 とは?

菅総理は、1日100万回の接種ペースとしている(1日当たり日本の人口の0.79%)


◆英国方式 とは?

既述の通りファイザー製では、1回目でも高い有効率(有効率は、1回目90%、2回目95%)
 ↓
1回目90%は、ワクチンとしては大変高い率。逆に2回目は、5pt しか増えない。
 ↓
イギリスでは、1回目接種の人数を増やすため、1回目と2回目の間隔は、約3か月とした


◆日本で「1日100万回接種」+「イギリス方式」を採用すれば、どうなるか?

100万回(0.79%/1日)と、イギリス方式(3か月間隔)を、6月1日開始で考えてみる
 ↓
0.79% × 92日間(3か月:6/1~8/31) = 73%
 ↓
6月1日開始の計算では、2021年8月末に、日本人の73%が1回目接種済みとなる
 ↓
ワクチン1回目有効率(9割)を考慮すると、73%×9割=66%
 ↓
マスクなしでも収束開始の条件は、イギリス型では、既述の通り、71%超の免疫保有率
 ↓
1日100万回では、8月末で66%なので、71%には若干足りない


◆100万→108万に増やすと?

では、3か月で71%に到達するには、どうすればいいか?
 ↓
1日あたり、100万回を、108万回に増やせば、1日当たりは、0.79%→0.86%になる
 ↓
6月1日開始の計算では、8月末には、79%の接種率になる(0.86%×92日間=79%)
 ↓
ワクチン1回目有効率(9割)を考慮すると、79%×9割=71%
 ↓
イギリス型でも、マスクなしでも、8月末に71%になり、日本も、収束開始
 ↓
上記はマスクなしの話。マスクをしていれば、東京五輪も、充分、安全に開催できるだろう


日本は、早いペースで、進むか?
◆欧米では?

4月6日にバイデン大統領は「接種対象:全成人への拡大の開始日」を、5月1日→4月19日に前倒し
 ↓
また「もう混乱するようなルールや規制はない」と発言した※
 ↓
一方、欧州では、平等性等の見地から、複雑な優先順位があり、接種が遅延との一部報道もある

 ※出典:中日新聞電子版2021年4月7日


◆日本では?

高齢者優先としているが、若者優先のほうが良い
 ↓
若者が、飲食店でウイルスを拾って来て、高齢者に、家庭内で、うつすパターンが多い
 ↓
若者接種が優先なら、若者の免疫ができ、かつ、高齢者も守られる。ダブルで効果的
 ↓
または、首都圏、関西圏、札幌市など、感染率の高い地域の優先もよい
 ↓
地域や年齢などではなく、希望者に対して、どんどん接種する、シンプルな方式でもよい

 
アベノマスクの配布では、だいぶ時間がかかった。コロナ対策の助成・支援も時間がかかった
 ↓
ワクチン接種体制も、複雑なルールにせず、シンプル is ベスト な、接種方法をやるべき
 ↓
優先順位を複雑化すれば、ミスやエラーを招きやすく、かえって遅延の原因になる
 ↓
また、平等性よりも、効率性を重視すべき


「1日 108万回 接種」+「イギリス方式」も検討すべき


今年度は、接種が進んだ諸外国で、マスクなしで楽しむ生活の姿が、世界中に報道される
 ↓
日本人は、それを見て、日本の政府や自治体に対する不満を、募らせていく
 ↓
接種が進まないなら、10月までに実施される衆議院選挙で、国民は政権の信を問う。
 ↓
政府と自治体は、接種のスピードUPに、全力を挙げるべき




ファイザー以外の ワクチン は?
◆ファイザー製は?

日本では、本稿の執筆時点では、ファイザー製しか、承認されていない
 ↓
よって、ここまでは、ファイザー製について、記述してきた
 ↓
既述の通り、ファイザー製の輸入量は、2021年6月までに、1億回分以上


◆アストラゼネカ製、モデルナ製は?

日本で、アストラゼネカ製が、2021年5月に承認見込(当初予定は、3月までに3000万回供給)
 ↓
さらに日本で、モデルナ製が、2021年5月に承認見込で、6月までに4000万回の供給予定


◆3社合計では?

3社合計で、6月までに1億7000万回分(8500万人分)を、確保
 ↓
1回分では、日本人口の135%を確保 (1億7000万 ÷ 1億2600万 = 135%)
 ↓
2回分では、日本人口の67%確保 (8500万人分 ÷ 1億2600万人 = 67%)
 ↓
2回分でも、集団免疫(6~7割)に必要な数量を、2021年6月までに、確保の見込み
 ↓
なお、50%超が、免疫を持てば、マスクなしでも感染減少に向かうのは、既述の通り




他のプラス材料 とは ?
ここまでの解説での材料(要因)以外に、収束の早期化に、寄与するプラス材料がある


◆ワクチン以外でも、免疫を獲得 とは ?

ワクチン未接種者でも「感染で獲得した抗体」による免疫保有者がいる
 ↓
ところで、アジア地域が、欧米より被害が少ないのは、なぜか?(ファクターXは、何か?
 ↓
過去に亜種コロナへ感染したことで作用する交差免疫説 が有力
 ↓
「ワクチンで免疫」以外にも、「感染抗体+メモリーT細胞」さらに「自然免疫」での免疫がある
 ↓
それらを加算すれば「ワクチン接種率を、上回る免疫保有率が、ある」と考えられる
 ↓
よって、本稿上段での計算結果よりも、より早期に収束化する可能性がある。


◆注射器の供給

ファイザー製ワクチンは、1瓶で5回接種が、原則
 ↓
1瓶から6回取れる注射器の使用開始の時期が、早まる可能性がある
 ↓
さらに、7回取れる注射器が、使用開始されれば、より収束の早期化に寄与できる
 ↓
この材料でも、上段の計算より、早期の収束化に寄与する。


*7回用の注射器 とは ?

テルモ(株) リリース 2021年3月31日
テルモは、薬液が残るデッドボリュームを少なくした注射器「FNシリンジ」の製造を、甲府工場で3月31日に開始。
本製品は、3月5日に厚生労働省より承認を取得。2021年度には、2,000万本の生産を予定。

*ニプロ(株)は、1つの容器から7回分の接種ができる注射器を新たに開発した。
 2022年3月までに5000万本ほどを、国内向けに生産する計画。
  ※出典:NHK 2021年4月13日

*その他、既存の注射器(インスリン用)等を活用する可能性もある。


◆2回目接種

ここまでの計算では、「接種率」 = 「1回以上接種した人数」 ÷ 「全人口」
 ↓
1回以上接種者 = 1回接種者 + 2回接種者 で、2回接種完了者も増えていく
 ↓
ファイザー製の有効率は、1回目90%、2回目95%
 ↓
1回接種者と2回接種者が、半々の場合、有効率は(90%+95%) ÷2 = 92.5%
 ↓
本稿の計算に対して、2.5ptだけ有効率が高まる。
 ↓
 ※なお、アメリカでの 2回目接種者 ÷ 1回以上接種者 は、2月23日で45%、3月23日で54%


◆大規模接種の開始時期

ワクチンは5月から、大規模輸入が開始され、各自治体へ配送
 ↓
既述の大規模接種は6月1日開始としたが、下記の墨田区のように、早い開始の可能性がある
 ↓

◆ワクチン需要・供給の変化

既述のファイザーCEO・菅首相会談での5000万回分の追加供給が明確になれば、その分増加する
 ↓
また、仮に、5月にイスラエル、6月にイギリス、7月にアメリカが、「卒コロナ」だとすると、
 ↓
それらの「卒コロナ」の国のワクチン需要が減り、日本などへの供給量が増える可能性がある




マイナス材料は? 遅延の可能性は?
前項は、収束が早まるプラス材料だった
 ↓
一方、マイナス材料としては、日本の接種スピードへの懸念が残る
 ↓
日本は、アベノマスクの配布でも、時間がかかった。コロナ対策の助成・支援も、時間がかかった
 ↓
アメリカでは、既述の通り「混乱するようなルールや規制を廃止」した
 ↓
一方、欧州では、平等性等の見地から、複雑な優先順位があり、接種が遅延との一部報道もある
 ↓
優先順位を複雑化すれば、ミスやエラーを招きやすく、かえって遅延の原因になる
 ↓
それゆえ、接種希望者に対して、どんどん接種する、シンプルな方式でもよい
 

*東京都墨田区では?

東京都墨田区の接種計画では、5月17日から大規模接種が開始
 ↓
墨田区の5月17日以降のペースは、1日当たりの1回以上接種率は、0.47%
 ↓
墨田区(0.47%)は、アメリカの(0.43%)の以上のペースでの計画
 ↓
墨田区の接種実施の計画書では、充分な準備や計画が見え、遅延の可能性は低そうな印象だ
 ↓
一方、準備が不十分な自治体の場合は、シンプル化し、複雑な優先順位を設けない方が良い


*接種の担当者や場所は?

接種を担当する人員数が、不足の懸念あり
 ↓
海外では、医療・看護の学生等も動員しているので、日本も有資格者以外への拡大も要検討
 ↓
海外では、スポーツ施設、教会、薬局等も、接種場所としているので、日本も場所の拡大も要検討


◆ここで、消費者 経済 総研 からの提言

「平等や優先順位」と「スピード」の価値は、相反する
 ↓
「平等・優先順位」を追求すると、仕組みは「複雑」化し「スピード」は低下する
 ↓
「複雑化」すると、ミスの発生頻度が増える(シンプル is ベスト)
 ↓
年金制度でミスが多いのは、過剰なまでの複雑さが原因
 ↓
接種に関して河野大臣は「平等性を多少犠牲にしても、速やかな接種を」と発言
 ↓
しかし、政府・自治体の全体方針では、平等性や優先順位の方針が優位にある
 

政府と自治体は、接種のスピードUPに、全力を挙げるべき!
 ↓
アメリカでは、既述の通り、接種において「混乱するようなルールや規制を廃止」した
 ↓
日本では選挙を控え、投票率の高い高齢者を、優先する意識が強いのだろうか?
 ↓
日本では、蔓延大都市を優先・若者優先、またはシンプルな接種スキームとすべき

「1日 108万回 接種」+「イギリス 3か月 方式」も検討すべき

※消費者 経済 総研は、コロナ関連の調査分析を、連載しています

コロナ関連特集・TOPページ


新型肺炎から、人々の健康生命を守るため、コロナ・ウイルス対策は、重要なテーマです。
同時に、経済を守るため、ウイルス対策は、同じく重要です。

「ウイルスの制御や制圧」がなされれば、激しく落ち込んだ景気は「V字回復」でしょう。
つまり「ウイルス対策」は、「最高の経済対策」でもあります。

消費と経済の消費者経済総研では、「経済対策」は、主たるテーマの一つであります。
コロナ問題を、公衆衛生の問題としてのみではなく、経済問題として連載していきます。

そのため、消費者経済総研は、コロナ関連テーマを、連載で、お届け致しています。




日本人が、マスクなしの「楽しむ生活」へ
感染症の専門家の中には「マスク生活は、あと3年続く」と言う方がいる。
 ↓
経済の専門家の中には「日本経済は2~3年、コロナの影響で低迷」と言う方がいる。
 ↓
いずれも違う。 専門家や権威ある機関からの情報だからと言って、何でも信じる必要はない。


国立〇〇研究所や、国立大学、中でも旧7帝大や筑波大などは、大変立派な機関である。

それらの国立大の研究成果は、そのまま、各メディアが、報じることもあるだろう。

東大卒や京大卒の研究者の研究内容も、そのまま、各メディアが、報じることもあるだろう。

その中での計算内容を、メディアで検証せず報じているのも、少なくないのではないか?

筆者(松田)は、国立には縁がなく、武蔵高校→慶応大学と、私立の畑を、進んだ。

なので、国立の人のように、そのまま、納得は、されないだろう。

筆者(松田)は、多変量解析を行っても、投稿・リリースの際は、わざわざ単回帰分析で説明する

つまり、計算プロセスを、読者が、理解できるようにしている。ブラックボックスにはしない。

消費者経済総研は、「わかりやすく解説」をモットーにしている。


さて、2021年度の 後半~末には、日本でも、ワクチン等で免疫保有者が増加
 ↓
感染減少し、コロナ収束方向が見え始める。
 ↓
レジャー等で楽しむ需要が、大きく起きる
 ↓
2021は、楽しむ生活の「楽活 元年」
 ↓
ラク活 元年」とは? 「【楽】が 今年の一文字の漢字」とは?


アウトラインで振り返り
◆日本でのコロナ収束開始は「2021年12月」と予想※

※2021年5月14日に、予想を「2021年10月」から「2021年12月」に更新

理由は、5月12日に「全国で9割以上が、英国型と推計」と、報じられたため


◆【〇〇方式なら早く終わる?】〇〇とは?(今回追記)

菅総理は、1日100万回の接種を目指す

イギリスでは、1回目接種の人数を増やすため、1回目と2回目の間は、約3か月

「1日100万回接種」+「イギリス方式」を採用すれば、どうなるか?

1日100万回+接種間隔3か月なら、2021年8月末に、71%の日本人が、1回目接種済みとなる

さらに1日の接種を、100万回→108万回に増やせば、どうなるか?

108万回なら、英国型・変異株でも、マスクなしでも、日本は2021年8月末に収束開始になる

上記はマスクなしの話。マスクをしていれば、東京五輪も、充分、安全に開催できるだろう


◆イギリス型変異株でも、1回目接種で効果あり?

変異株では、1回目接種では、効果が薄いというのは、研究室内での実験の話

実際の接種後の、市中の大規模データでは、英国型でも1回目で高い効果あり


◆接種先行国は、すでに感染減少?

イスラエルは既に、屋外は、マスクなしでOKとなった

アメリカも既に、マスク義務解除など、様々な規制緩和が、各州で始っている

接種が先行する国(イスラエル、イギリス、アメリカ)は、感染数が、大幅減少

接種が進まない国(フランス、ドイツ、イタリア)は、感染数が、上昇(3月23日時点)


◆アメリカの接種ペースは?

アメリカの1回以上接種率は、月間12%増加(1日当たりでは 0.43% 増加)

五輪開会式(7/23)には、アメリカでは、78%が接種済みのペース

アメリカは今後、接種ペースを、上記よりも、さらに加速させる


◆免疫保有率50%超で、減少 とは ?

 -従来株の場合-

新型コロナの、実効再生産数ではなく、基本再生産数(R0)は「2」

つまり、新型コロナでは、対策なしでは、1人が2人へうつす

免疫保有率が50%になる、つまり、2人に1人が、免疫保有者になったら?

その場合は、1人から1人しか、うつせず、感染数は横ばいとなる

その後、免疫保有率が50%を超えると、マスクなしでも、感染減少に向かう

整理すると、免疫保有率が

・「50%未満」で、感染拡大
・「50%」で、感染数は、横ばい
・「50%超」で、感染数は、減少

これは、従来株の場合である。英国型・変異株の場合は、後述


◆日本に来るワクチン数量は?

日本では2021年6月までに、ファイザー製を、1億回分以上を確保

ワクチンの有効率は、ファイザー製の場合は、1回目 90%、2回目95%

製薬会社3社の合計では、6月までに、1.7億回分を確保の見込み

6月までに、1回分では日本人口を上回る量を確保、2回分では日本人口の67%を確保

2回分でも、集団免疫(6~7割)に必要な量を、6月までに確保


◆日本は、いつ収束?

 -従来株の場合-

日本の接種が、アメリカと同ペースになれば、4か月で、免疫保有率が50%超へ

1日当たり接種率は、アメリカ全体では、0.43%

 (なお、東京都墨田区の計画では、5月17日から、0.47%)

日本が輸入するワクチン量は、5月から大幅に増加する

アメリカ同等の大規模接種ペースの開始が、日本で6月1日開始の場合は、10月に50%超に

 (なお、東京都墨田区では、5月17日から、大規模接種開始)

10月の日本は、免疫保有率が50%を超え、マスクなしでも感染減少の「収束開始」となる

これは、従来株の場合である。英国型・変異株の場合は、後述


◆6~7割では?(従来株の場合)

免疫保有率が、50%を、少し超えただけでは、感染数は、微減でしかない。
 
集団免疫(6~7割が、免疫保有者)となれば、はっきりと減少へ

65%が免疫保有する時期は、11月中旬


◆変異株の影響は?

日本では、変異株は、3月頃までは少数派だった

なお、日本での変異株の多くが、イギリス型

感染力の強いイギリス型に、全てが置き換わった場合は、12月に収束開始となる

なお、ウイルスが従来型でも変異型でも、ファイザー製の有効性の差は、あまりない


◆複数の予測の「まとめ」 は ?

*2021年10月上旬:免疫保有率50%超|従来株|

*2021年11月中旬:集団免疫(免疫保有率65%)|従来株|

*2021年12月頭:免疫保有率71%超|全てイギリス型変異株|


◆もっと早期に収束か?

6回用注射器の使用が早まったり、7回用注射器の登場で、収束の早期化も

アジアで被害が少ないのは、過去に亜種コロナへ感染した「交差免疫説」が有力

ワクチン以外にも「感染抗体、メモリーT細胞、自然免疫」での免疫がある

それらを考慮に入れれば、より早期に収束化する可能性がある


◆倍速作戦 とは?

菅総理は、1日接種は100万回(人口の0.8%/1日)としている

イギリス方式(1回目と2回目の接種間隔を約3か月)にすれば、さらに早期収束へ

「1日108万回接種」+「イギリス方式」を採用するとどうなる?

英国型・変異株でも、マスクなしでも、日本は2021年8月末に収束開始

上記はマスクなしの話。マスクをしていれば、東京五輪も、充分、安全に開催できるだろう

◆接種体制を、どうすべき?

アメリカでは、混乱するようなルールや規制は無くし、接種は、さらに加速

接種が進んだ諸外国で、マスクなしで楽しむ生活の姿が、世界中に報道される

日本人は、それを見て、日本の政府や自治体に対する不満を、募らせていく

日本の政府と自治体は、接種のスピードUPに、全力を挙げるべき


◆日本も遅れて、卒コロナ?

2021年度の 後半~末には、日本でも、ワクチン等で免疫保有者が増加

今年度で、日本人が、マスクなしの「楽しむ生活」へ




■おわりに

あらためて、新型コロナウイルスに、罹患された患者さま、被害に遭われた皆さま、
影響を受けられた皆さま、またその関係者の皆さまに、心より、お見舞い申し上げます。
■引用
コロナ禍では、マイナスの情報が飛び交い、過度に悲観してしまう人もいます。
不安で苦しんでいる人に、プラス情報も発信することで、人々の笑顔に貢献したく思います。

皆さまには、本ページの引用や、URLの紹介などで、広めて頂くことを、歓迎いたします。
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■その他のコロナテーマ とは ?

消費者経済総研チーフコンサルタントの私(松田)は、英語やドイツ語の「SARS-CoV-2」
「covid-19」の医学研究論文の読み込みもしてきました。「SARS-CoV-2」はウイルス名、「covid-19」は病名

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