2022食べ物,スイーツ流行大賞+トレンド予測ランキング発表|消費者経済総研|2022年1月24日
■番組出演・執筆・講演等のご依頼は、 お電話・メールにてご連絡下さい。 ■最新稿:2022年1月24日 本ページは、修正・加筆等で、 上書き更新されていく場合があります。 ■ご注意 「○○の可能性が考えられる。」というフレーズが続くと、 読みづらくなるので「○○になる。」と簡略化もしています。 断定ではなく可能性の示唆であることを念頭に置いて下さい。 本ページ内容に関しては、自らの責任において対応して下さい。 また「免責事項」をお読みください ■引用 皆さまに、本ページの引用や、 リンク設定などで、広めて頂くことを、歓迎いたします。 引用・転載の注意・条件 をご覧下さい。 |
- ■2022年 大予測|他のテーマは?
- シリーズ2022大予測ランキングの
他の各テーマは、下記リンクをご覧下さい
◆2022年トレンド・キーワード ベスト15は?
◆令和4年の 漢字一文字とは?
◆メイク・ファッション|トレンド予測 ベスト20
◆生活用品|ヒット・トレンド予測 ベスト20
◆サービス| ヒット・トレンド予測ベスト20
◆お出かけスポット|注目のベスト20
◆ビジネス・経済のトレンド予測(後日発表)
◆経済(株価・GDP・給料・不動産)予測(後日発表)
- ■取材・出演について
- 2022年ランキングは、TV局、雑誌社、新聞社から、
既に個別の取材・出演の依頼を、頂いています。
「個別の取材・出演」も、お声がけ下さい。
リモートでの出演・取材にも、対応しています。
消費者 経済 総研 チーフ・コンサルタント 松田優幸
◆出演等の実績は?
「実績一覧ページ」
- ■放送・掲載の実績は?
- 「 消費者 経済 総研 」 の2022ランキングの
放送・掲載 の 実績 は、
◆テレビ朝日「中居正広のニュースな会」
◆福岡放送 (日本テレビ系列)「めんたいワイド」
◆ABCラジオ(朝日放送系)「ピカイチ☆ブランチ!」
◆小学館「女性セブン」に複数回
◆ヤフーニュースで複数回
◆NO.1のビジネス誌の「プレジデント」
など
これら実績内容は、下記ページをご覧下さい。
「 実績(出演、執筆、セミナー、研修) 」
- ■ABCラジオで、放送されました
- 朝日放送グループの「ABCラジオ」で、
このページのランキングが、放送されました
クワバタ オハラ の 小原さん達に、
楽しくトークして頂きました
番組は「横山太一の ピカイチ ☆ ブランチ!」
With クワバタ オハラ 小原 正子 2022/1/7放送
- ■ 2022予測|スイーツ・食べ物
- ◆2022年 トレンド予測|スイーツ・食べ物 編
「 消費者 経済 総研 」 の 松田 優幸 が、
2022年を、予測します。
予測の対象は、消費・経済の様々なジャンルです。
本ページは「スイーツ・食べ物」が、テーマです。
-- 消費者 経済 総研 --
◆筆者(松田)は「スイーツ・食べ物の調査員」?
筆者(松田)は「消費・商業・経済」の
専門家・評論家として、活動しています。
「商業施設・店舗」は、「消費」の現場の最前線です。
「商業施設・店舗」の仕事も、多く、担ってきました。
店舗に対して、MD(商品)、VMD(展示)の指導や、
店員指導も、やってきました。
また、ショップの探索,選定,誘致も、してきました。
弊社は、店舗のデータベースを、構築しています。
約5,000社もの店舗企業の情報が、あります。
17年間もの年月をかけて、社員で構築しました。
食べ物・スイーツのショップでは、
実際に購入し食べて、選定・判断を、してきました。
社員同士で、「ブラインド試食」も、実施しました。
商品名・店名を隠して、食べるテストです。
各所の「百貨店のデパ地下」は、隅々、廻りました。
新しい物・気になる物を見つけたら、即、食べます。
個人経営の「小規模な希少な店」も、探しました。
自由が丘等の路面の街裏も、店探しで歩きました。
なぜ「 消費者 経済 総研 」 が、スイーツ・食べ物を?
と思われた、かもしれません。
筆者(松田)や、弊社の社員は、
「スイーツ・食べ物の 調査員」でもあるのです。
- ■ トレンド予測 1~10位は?
1位 コンビニ|レジ横グルメ
2位 ミニ・レスの ラベルの ボトル飲料
3位 女性向け プロテイン
4位 コンビニ|冷凍食品
5位 焼肉
6位 コンビニ|ごはん
7位 罪悪フード
8位 コンビニ|スイーツ
9位 スパイス|ほりにし、ふー塩
10位 ネーミング食品・飲料
- ■ トレンド予測 11~20位は?
11位 韓国・台湾の スイーツ・食べ物
12位 成城石井、ビオセボン
13位 上質グルメ宅配
14位 プロテイン入り食品
15位 さつまいも、さつまいもスイーツ
16位 イタ スイーツ
17位 完全栄養食
18位 様々なプリン
19位 つけバーガー
20位 抹茶スイーツ
- ■消費者 経済 総研 のランキングは?
- 「 消費者 経済 総研 」 の 「ヒット・トレンド」は
「販売好調の 商品の羅列」ではありません。
世の中に影響を与える
「ジャンル、現象、背景」に、注目しています。
「商品・サービス・イベント」を通じて
「現象・ブーム・トレンド」に着目します。
こうすることで、
「世の中が、どう、変わったのか?」
「今後の世の中は、どうなるのか?」
「伸びる消費ジャンルは、どこか?」
「私たちの暮らしは、どうなるのか?」
これらのヒントに、つなげていきます。
また、今後の商品開発等に、つなげたく思います。
GDPの約6割を占めるのは「消費」です。
「消費は、どうなるのか?」という
消費・市場・経済の動向のヒントにも、つなげます。
22年以降の、企業人のビジネス・消費者の生活に
「影響を与える」「注目に値する」
という視点で、選択しています。
◆ランキングの方法は?
「 消費者 経済 総研 」 のランキングでは、
まず、幅広の多数の個別アイテムを、抽出します。
それらを、100点満点で、点数付けをします。
最終的に点数上位の20位までを、発表しています。
点数付けの基準は、上述の視点によります。
「 消費者 経済 総研 」 のアナリスト達が、
点数付けをしたものを、集計しています。
- ■コンビニが、今年 一層注目される?
- コンビニのジャンルが上位?
2022年、コンビニに「更なる注目」が、集まります。
しかしながら、コンビニの解説は、長くなるので、
本ページの下段に、記載としました。
先に、コンビニ以外のアイテムを、解説します。
- ■ SNS映え が、下火に?
- 「インスタ映え」は、
2017年の新語・流行語大賞でした。
あれから、4年以上経過しました。
SNS映えのトレンドは、食べ物では、
今までの人気は、維持できないと予測しています。
食べ物では、やっぱり「食べる喜び」が重要です。
SNS映えを狙って、食べ物の写真を投稿する人は、
日本の人口 1億2600万人においては、少数派です。
「映え → 美味しい」へ、トレンドは、変わります。
- ■ タンパク質に、注目?
- ▼ 3位 女性向け プロテイン
▼ 5位 焼肉・ステーキ・ハンバーグ
▼ 14位 プロテイン入り食品
▼ 17位 完全栄養食
これらに、共通するキーワードは、
「タンパク質」です。
-- 消費者 経済 総研 --
◆キーワードは、「健康」 そして 「美」 とは?
タンパク質へのニーズは、男性だけでしょうか?
実は、女性からの注目度も、高まっているのです。
肌も、髪も、爪も、たんぱく質で、できています。
美や健康のために、たんぱく質に女性も注目です。
実際に「女性向けプロテイン」は、
売上を、伸ばしています。
健康 のために タンパク質
美 のために タンパク質
※青文字や下線部では、リンク先に、解説画像あり
※女性向け プロテイン
※プロテイン入り食品
※完全栄養食
-- 消費者 経済 総研 --
▼ 5位 焼肉・ステーキ・ハンバーグ
牛肉は、昭和~平成~令和も、人気のご馳走です。
「焼肉ライク」は、コロナ禍でも、成長継続中。
1月・1坪当たりの売上は、驚愕の100万円の店も。
お一人様来店が80%で、回転数も驚愕の18回転。
ステーキの「やっぱりステーキ」も、店舗拡大です。
「ミート矢澤」や、「山本のハンバーグ」等の、
おいしいハンバーグにも、注目です。
牛肉系の店舗でも、
テイクアウトや配送が、増えたのも追い風ですね。
ワタミが、総合居酒屋から、焼き肉店へ、
業態チェンジしたお店も、既に誕生済みです。
コロナ禍がきっかけで、総合居酒屋が衰退し、
かわって、肉専門店の拡大・人気化に、一層注目。
下段に記載の「セブンプレミアムの特製牛皿」も、
絶品です。
-お店でも、おうちでも、美味しい牛肉を-
-- 消費者 経済 総研 --
◆キーワードは 楽(ラク)?
▼ 14位 プロテイン入り食品
1日に必要なタンパク質量を、
食べ物で摂取するのは、結構大変です。
そこで、「プロテイン」そのものや、
「プロテイン入り食品」に、注目です。
プロテインやプロテイン入り食品で、
楽(ラク)に、タンパク質を、摂取できます。
▼17位 完全栄養食
タンパク質の他、脂質、ビタミン、カルシウム・・など
必要な栄養素は、様々あります。
それらを、漏れなく摂取するのは、結構大変です。
そこで、栄養全部入りの「完全栄養食」に注目です。
これなら必要な栄養を、ラクに、摂取できますね。
具体的な商品としては、BASE FOOD があります。
コンビニでも、販売しているので、便利です。
日清食品も、以前、完全栄養食のパスタを、
販売していました。(現在は終了)
完全栄養食は、健康にプラスです。
一方、お味は、エグミなどが出るので、要改善です。
日清食品は、あらためて
「おいしい完全栄養食」の販売を、目指しています。
早ければ、2022年、実店舗で提供開始されるかも。
同社以外にも、完全栄養食の販売には注目です。
※日清食品の完全栄養食プロジェクト
-- 消費者 経済 総研 --
◆飲み物でも キーワードは、楽(ラク)?
▼ 2位 ミニ・レスの ラベルの ボトル飲料
ペットボトルを、資源ごみとして出す前に、
ラベルを剥がすのは、結構面倒です。
ラベルが、小さかったり、そもそも無ければ
楽(ラク)ですね。
脱プラ・省プラなので、SDGsとしても注目。
※小さいシール|アサヒ おいしい水
※ラク&エコ ラベルレスボトル|アサヒ飲料
- ■ キーワードは、「たまには 背徳」?
- タンパク質は、健康・美容のために、必要です。
一方で、健康・美を追求すると、
味などの「食の喜び」は、低下します。
そこで、健康意識の反動で、次の感情が出ます。
「たまには、不健康でも、ガッツリ食べたい!」
▼7位 罪悪フード
罪悪感ある「ギルティフード」にも、需要が出ます。
2022年はマヌルパン 、ルーサーバーガーに注目
- ■ キーワードは 「味変」?
- ▼9位 スパイス|ほりにし、ふー塩
▼19位 つけバーガー
在宅の時間が、増えたました。
「おうち ごはん」を、より楽むトレンドがあります。
同じ食べ物でも、複数回の「味変」
(アジヘン:味の変化を楽しむ)にも、注目です。
松田も、「ほりにし」 と 「ふー塩」 を購入しました。
その2つは、スパイスだけでも、美味しいです。
美味しいだけでは、ありません。
スパイスは、健康にもプラスに働きます。
- ■ キーワードは、「ネーミング」?
- ▼10位 ネーミング食品・飲料
近年は、商品名が長い(文字数が多い商品名)や、
違和感を感じる「気になる商品名」が、増えました。
一方、「わかりやすい 商品名」もありです。
欧州的な横文字・カタカタで、文字数が多い商品は
販売のチャンス・ロス(機会損失)を、生みます。
短いわかりやすい商品名が、増えると予測します。
- ■ キーワードは 「上質」 「個性」?
- ▼12位 成城石井、ビオセボン
通常のスーパーでは、一般的な食品が、並びます。
そこで、バイヤーの目利きによる
「上質で、個性的な 食品」を、扱うスーパーに注目。
「おうち ごはん」は、ある程度、習慣となりました。
アフターコロナでも「おうち ごはん」を
充実させたいというニーズは、続くでしょう。
アフターコロナで、旅行業界は、
V字回復~超V字回復するでしょう。
しかし外食業界は、
コロナ前の水準には、戻らないでしょう。
外食市場が減少 → おうちごはん市場が増加 へ。
「おうちごはん」では、下記①②の両面あります。
① 「 楽(ラク)して、食べたい」というニーズ
② 「 充実させて、楽しみたい」というニーズ
後者②のニーズでは、
「上質で個性的なスーパー」に注目です。
※高いのになぜ人気?「成城石井」|TBSテレビ
▼13位 上質グルメ宅配
「 GO Dine 」 「e.デパチカ 西武」
上のスーパーでは「上質な食」へのニーズでした。
「上質な食」 「ラクしたい」 両方のニーズを、満たす
「GO Dine」や、「e.デパチカ 西武」に、注目です。
- ■キーワードは、「アジアとイタリア」
- ▼ 11位 韓国・台湾 の スイーツ・食べ物
アジアの中でも「台湾・韓国」に引き続き注目です。
ところで、「世界三大料理」とは、何でしょうか?
それは、フランス料理、中華料理、トルコ料理です。
トルコ料理は、ちょっと、なじみが薄いですね。
またフランス料理よりも、中華の方が人気ですね。
アジアの料理は、日本人の舌に、
合いやすいのでしょう。
日本と、地理的に近いので、
新アイテムが、伝わりやすい事も、あるでしょう。
スイーツ・食べ物の新たなトレンド発信は、
これからも、アジアに注目です。
特に、台湾・韓国に、注目です。
※韓国発の「マヌルパン」
▼ 16位 イタ スイーツ
アジア以外では、どうでしょうか?
過去のスイーツのヒット・トレンドでは、
イタリア由来が、多いです。
フランス由来は、あまり ありません。
フランス料理は、
「日本人の舌に合わない」と言う人は、多いです。
過去のイタリアン・スイーツの
復活や進化形にも、注目です。
※ イタリア発の「ティラミス」
※ イタリア発の「様々なスイーツ」
- ■ キーワードは、「日本と昭和」
- ▼ 15位 さつまいも、さつまいもスイーツ
▼ 18位 様々なプリン
▼ 20位 抹茶スイーツ
昭和のスイーツに対して、どう感じるでしょうか?
「昭和世代には、懐かしく、若者には新鮮」です。
なので、広い世代に、注目されます。
美味しくないものや、楽しくないものは、
廃れて消えていきます。
今でも、人気が続く理由は、
「美味しかったり、楽しかったり」するからです。
スイーツ・食べ物以外でも「昭和」に、注目です。
※さつまいも
※さつまいもスイーツ
※プリン
※抹茶スイーツ
- ■ コンビニ強し!
- ▼ 1位 コンビニ|レジ横グルメ
▼ 4位 コンビニ|冷凍食品
▼ 6位 コンビニ|ごはん
▼ 8位 コンビニ|スイーツ
上記のように、コンビニは、ベスト20の中に、
4件も、ランクインしました。
消費者経済総研は、ランキングのため、昨年12月に
食べ物・スイーツを、数多く、購入し実食しました。
合計4人の調査員で、調査しました。
4人 = Aチーム(2人) + Bチーム(2人)
下記写真は、12月中旬からのコンビニ調査の
レシートです。(Aチーム分のみ)
「コンビニの味のレベルUP」を、強く感じました。
実食の調査は、弊社の社員4人で、実施しました。
1人の評価では、主観(味の好みの)が出てしまうので
消費者経済総研は、複数人で実食採点しています。
調査者4人の中の、1人の高齢女性は、
コンビニ食品を、食べたことが、無かったのです。
その高齢女性は、多くのコンビニ食品の実食後に、
次の感想を、言っていました。
「コンビニが、こんなに美味しいとは、驚き!」
コンビニは、
高齢者にも人気化する気配があります。
-- 消費者 経済 総研 --
◆1位 コンビニ|レジ横グルメ とは?
コンビニのレジの横には、
「ホット スナック」が、あります。
これらは、とても美味しいです。
消費者経済総研の評価点数では、下記が絶品です。
10点満点で採点しますが、10点が付きました。
ファミリーマートの「ファミチキ 」 :10点
ファミリーマートの「極旨 黒豚まん 」:10点
続いてセブンイレブンの「 ナナチキ 」も
9点が、つきました。
-- 消費者 経済 総研 --
◆レジ横以外の 商品では?
▼4位 コンビニ|冷凍食品
「 セブンプレミアムの特製牛皿 」も、
10点が付きました。これは冷凍食品です。
この30年間、冷凍食品の味は、進化してきました。
かなり、美味しくなりました。
その美味しくなった冷凍食品の中でも、
この特製牛皿は、想像を超えた絶品です。
これで十二分なので、牛丼店での牛皿・牛丼を、
筆者(松田)は、食べなくなると、思いました。
▼6位 コンビニ|ごはん
「ごはん」とは、ライスのことでは、ありません。
レジ横・冷凍・スイーツ以外の食品のことです。
セブンイレブンの「7プレミアム さばの塩焼」は
9点が、付きました。
コンビニのお魚が、美味しいとは、
想像していませんでした。
*おにぎりは?
昔から「コンビニ おにぎり」は、美味しかったです。
今回のおにぎりの評価で、10点が付いたのは、
ローソン「金しゃりおにぎり 熟成生たらこ」 です。
▼ 8位 コンビニ|スイーツ
コンビニは、ベスト20の中に、
4件も、ランクインしました。
「コンビニ|スイーツ」は、4件の中では最下位です。
「食べ物」に比べて「スイーツ」は、食べにくいです。
「マリトッツォ」では、手がベトベトになりました。
大きいので、口に入れるのが大変です。
フォークで半分にカットすると、潰れて崩れます。
フォークではなく、包丁で切るのは、興ざめです。
コンビニのスイーツは、小さくして欲しいです。
コンビニ弁当のミニは、既に提供開始されました。
スイーツも、ミニにすれば、組合せが、楽しめます。
半分サイズなら、スイーツ2種類を買うのもあり。
半分のサイズでは、物足りないと思う人は、
同じものを、2つ買えばいいのです。
商品のボリューム感があれば、SNS映えします。
一方で、長期的には、
食べ物の小サイズ化が、進んでいます。
写真を投稿する喜びよりも、
食べやすさや、複数の種類を楽しむトレンドへ。
-SNS映えではなく、食べる喜びの時代へ-
-- 消費者 経済 総研 --
◆消費者としては?
コンビニ食品に、なじみが薄い人も多いでしょう。
せひ試しに、食べてみて下さい。
高い味のレベルを、体験して頂きたいです。
また「コンビニは、スーパーより割高」
と思っている人も、多いでしょう。
コスパ(費用対効果)は、決して悪くないです。
いや、コスパは、むしろ良いのです。
-- 消費者 経済 総研 --
◆ビジネスとしては?
コンビニは、店舗数の拡大によって、
業容を、拡大してきました。
しかし、出店余地は、減ってしまい、
店数の拡大は、今後は、容易ではありません。
そこで「1店舗あたりの売上向上」がポイントです。
他の業態から、シェアを取ることです。
それは、充分可能です。コスパがいいからです。
「コスパが良いとの認知」が進めば、売上拡大です。
特に「食品スーパー」とは、競合します。
スーパーからコンビニへ、
消費者が移動することが、考えられます。
生鮮品は、コンビニでは、ハードルがあります。
生鮮品以外では、スーパーよりも、優位です。
スーパーで「レジ待ちが長い」のはストレスです。
コンビニは、近所にあるので、楽(ラク)です。
買い物も、短時間で済み、楽(ラク)です。
そして美味しい。美味しいことは、楽しみです。
今後の食品市場のシェアは、
スーパーは減少し、コンビニは増加でしょうか?
そこで、スーパーにも、ぜひ挽回して頂きたい。
スーパーでも、
ラクに、美味しいものが、買えるように期待です。
また、一般的なスーパーから変化し、
「12位 成城石井、 ビオセボン」のように
差別化を強化するのも、ありですね。
一方で、オーケーストア、業務スーパーのように、
大容量・高いコスパを、目指すのも、ありでしょう。
いずれにしても、
スーパー・コンビニが、競い合って、食品業界を、
盛り上げ、消費者の喜びを、増やして欲しいです。
- ■ 「便利」 から 「美味しい」 へ
- 日本初のコンビニは、いつ、登場したでしょうか?
豊洲にセブンイレブン1号店が、1974年誕生です。
コンビニは、約半世紀の歴史が、あります。
コンビニが登場した頃は、
コンビニに、美味しさを、求めていませんでした。
「単なる 便利な店」という位置づけでした。
もはやコンビニは、便利店では、ありません。
おいしい食品を、手に入れる場所になったのです。
-- 消費者 経済 総研 --
◆なぜ、コンビニは、進化を続けるのか?
コンビニの「味の進化」が続き、
「便利」に、「おいしい」が、加わりました。
なぜ、コンビニは進化を、続けるのでしょうか?
筆者(松田)は、コンビニ業界の本部とも、
仕事をしてきました。
他の店舗の業界と比較して、
コンビニ業界は、競争水準が高いです。
多くのコンビニの本部社員と、会いました。
それらの人は、ほぼ例外なく気合が入っています。
「仕事の早さ・深さ」も、優れていると、感じました。
「気合と体力勝負」の向きも、あるのでしょうか?
身長180cm・体重80Kg超の男性も、多かったです。
「スポーツは、何をやっていましたか?」と聞けば、
「ラグビー部でした」と言う人も、多かったです。
セブン‐イレブン・ジャパン本部では、
7割程度の社員が、体育会出身と、聞きました。
「体育会系だから、進化する」わけでもありません。
しかし、仕事へ投入するパワーは、
他の店舗業界より高いと、感じています。
企業分析的には、どうでしょうか?
情報システム、物流体制、変化対応力、商品開発力
これらが、強みだと、言われます。
特に「妥協なき 商品開発力」※ には注目です。
セブンイレブンなどコンビニの上位企業は、
今後も「おいしさを追求し、おいしさを進化」
させていくでしょう。
※セブン-イレブン公式サイト内:
「セブン-イレブンの「強さ」の原点 商品力」
作り手や売り手の都合ではなく、
つねにお客様のニーズに応えるために。
セブン- イレブンの商品づくりは、
原材料、製法、おいしさ、安全性、パッケージ、流通、
すべてに一切の妥協を許しません。
関わるすべての人が
「商品を通して豊かで便利な毎日を届けたい」
という想いのもと、一つひとつに徹底してこだわり、
つねに進化を続けることで、業界トップを誇る
数多くのフレッシュフードを生み出しています。
- ■2022年 大予測|他のテーマは?
- 「シリーズ 2022 大予測」の 他のテーマも、
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◆2022年トレンド・キーワード ベスト15は?
◆令和4年の 漢字一文字とは?
◆メイク・ファッション|トレンド予測 ベスト20
◆生活用品|ヒット・トレンド予測 ベスト20
◆サービス| ヒット・トレンド予測ベスト20
◆お出かけスポット|注目のベスト20
◆ビジネス・経済のトレンド予測(後日発表)
◆経済(株価・GDP・給料・不動産)予測(後日発表)
■番組出演・執筆・講演等のご依頼は、 お電話・メールにてご連絡下さい。 ■ご注意 「○○の可能性が考えられる。」というフレーズが続くと、 読みづらくなるので、 「○○になる。」と簡略化もしています。 断定ではなく可能性の示唆である事を念頭に置いて下さい。 このテーマに関連し、なにがしかの判断をなさる際は、 自らの責任において十分にかつ慎重に検証の上、 対応して下さい。また「免責事項 」をお読みください。 ■引用 真っ暗なトンネルの中から出ようとするとき、 出口が見えないと大変不安です。 しかし「出口は1km先」などの情報があれば、 真っ暗なトンネルの中でも、希望の気持ちを持てます。 また、コロナ禍では、マイナスの情報が飛び交い、 過度に悲観してしまう人もいます。 不安で苦しんでいる人に、出口(アフターコロナ)という プラス情報も発信することで、 人々の笑顔に貢献したく思います。 つきましては、皆さまに、本ページの引用や、 URLの紹介などで、広めて頂くことを、歓迎いたします。 引用・転載の注意・条件をご覧下さい。 |
- 【著作者 プロフィール】
- ■松田 優幸 経歴
(消費者経済|チーフ・コンサルタント)
◆1986年 私立 武蔵高校 卒業
◆1991年 慶応大学 経済学部 卒業
*経済学部4年間で、下記を専攻
・マクロ経済学(GDP、失業率、物価、投資、貿易等)
・ミクロ経済学(家計、消費者、企業、生産者、市場)
・労働経済
*経済学科 高山研究室の2年間 にて、
・貿易経済学・環境経済学を研究
◆慶応大学を卒業後、東急不動産(株)、
東急(株)、(株)リテール エステートで勤務
*1991年、東急不動産に新卒入社し、
途中、親会社の東急(株)に、逆出向※
※親会社とは、広義・慣用句での親会社
*2005年、消費・商業・経済のコンサルティング
会社のリテールエステートに移籍
*東急グループでは、
消費経済の最前線である店舗・商業施設等を担当。
各種施設の企画開発・運営、店舗指導、接客等で、
消費の現場の最前線に立つ
*リテールエステートでは、
全国の消費経済の現場を調査・分析。
その数は、受託調査+自主調査で多岐にわたる。
商業コンサルとして、店舗企業・約5000社を、
リサーチ・分析したデータベースも構築
◆25年間の間「個人投資家」としても、活動中
株式の投資家として、
マクロ経済(金利、GDP、物価、貿易、為替)の分析や
ミクロ経済(企業動向、決算、市場)の分析にも、
注力している。
◆近年は、
消費・経済・商業・店舗・ヒットトレンド等で、
番組出演、執筆・寄稿、セミナー・講演で活動
◆現 在は、
消費者経済総研 チーフ・コンサルタント
兼、(株)リテール エステート リテール事業部長
◆資格は、
ファイナンシャル・プランナーほか
■当総研について
◆研究所概要
*名 称 : 消費者経済総研
*所在地 : 東京都新宿区新宿6-29-20
*代表者 : 松田優子
*U R L : https://retail-e.com/souken.html
*事業内容: 消費・商業・経済の、
調査・分析・予測のシンクタンク
◆会社概要
「消費者経済総研」は、
株式会社リテールエステート内の研究部署です。
従来の「(株)リテールエステート リテール事業部
消費者経済研究室」を分離・改称し設立
*会社名:株式会社リテールエステート
*所在地:東京都新宿区新宿6-29-20
*代表者:松田優子
*設立 :2000 年(平成12年)
*事業内容:商業・消費・経済のコンサルティング
■松田優幸が登壇のセミナーの様子
- ご案内・ご注意事項
- *消費者経済総研のサイト内の
情報の無断転載は禁止です。
*NET上へ「引用掲載」する場合は、
①出典明記
②当総研サイトの「該当ページに、リンク」を貼る。
上記の①②の2つを同時に満たす場合は、
事前許可も事後連絡も不要で、引用できます。
①②を同時に満たせば、引用する
文字数・情報量の制限は、特にありません。
(もっと言いますと、
①②を同時に満したうえで、拡散は歓迎です)
*テレビ局等のメディアの方は、
取材対応での情報提供となりますので、
ご連絡下さい。
*本サイト内の情報は、正確性、完全性、有効性等は、保証されません。本サイトの情報に基づき損害が生じても、当方は一切の責任を負いませんので、あらかじめご承知おきください。
- 取材等のご依頼 ご連絡お待ちしています
- メール: toiawase★s-souken.jp
(★をアットマークに変えて下さい)
電 話: 03-3462-7997
(離席中が続く場合は、メール活用願います)
- チーフ・コンサルタント 松田優幸
- 松田優幸の経歴のページは「概要・経歴」をご覧下さい。